The Day – “Hide”

アントワープとハンブルグを拠点とするドリームポップデュオ、THE DAYのニューシングル “Hide” は、バンドの2ndアルバム ‘The Kids Are Alright’ の第3弾として、早くもその片鱗を覗かせるものとなっています。

かゆいところに手が届くようなギターと、少し曲がった90年代インディの雰囲気を持つこの曲は、バンドの先行シングル “Empty” とタイアップしています。しかし、このトラックは歌詞の面でもつながっている。The Dayは、こう凝っている。

「世界で最も影響力のある人々は、その権力と可能性を使って本当に重要なことに対処するよりも、むしろ隠れている。そして、今、私たちの全神経を集中させる必要があるものに対して。手遅れになる前に。私たちには時間がないのです!」

「その代わりに、物事は相対化され、ごまかされる。あるいは、単純に、嘘をつくのです。私たちは、自分自身に嘘をつくのです」

「歌詞の中で、私たちは意図的に “私たち”を使っています。私たちは皆、人間であり、そうでありたくない人間である可能性さえある。私たちは、自分が誰なのか、そして誰でありたいのかを自問しているのです。そして、私たちに何ができるのか」。

The Day – “June”

アントワープとハンブルグを拠点に活動するドリーム・ポップ・デュオ、THE DAYがニューシングル「June」をリリースしました。2021年秋のビターな “Empty” に続き、この曲はすでに2022年末にリリースされるTHE DAYのニューアルバムの第二弾を垣間見ることができる。

緩やかな流れで内向的な “June” は、人知れず消えていった友情の思い出を語っている。とても軽快に感じられた時代をノスタルジックに振り返っている。

「”June” は本当の青春の歌だ。大人になる過程でいつの間にか失われてしまった深い友情についての歌だ。歌詞は、ティーンエイジャーの不注意、友情と愛の間の不明確な境界線、今を生きることを伝えている。同時に、自分自身の将来や世界そのものに対する恐れや心配も浮かび上がってくる。年齢を重ねれば重ねるほど、そうした不安はスペースを奪い、友情をどんどん背景に追いやっていき、最後には完全に消えてしまうのです」