Tele Novella – “All Wylde Things”

テキサス州の小さな田舎町ロックハートを拠点に活動するデュオ、Tele Novellaの新曲「All Wylde Things」は、彼らが掲げる“中世風ウェスタン(medieval-western)”なサウンドの魅力が凝縮されたシングルです。チャイムやダルシマー、トイ楽器やヴィブラフォンを取り入れた緻密で叙情的なアンサンブルと寓話的な語り口が、アメリカン・ゴシック調のテーマに独特の奇妙な色彩を添えています。「野生のものはみな恥ずかしがり屋」と語りかける浮遊感のあるボーカルと、詩的でどこか浮世離れした世界観が印象的な一曲です。

公式ミュージックビデオでは、楽曲が持つ映画のような没入感とレトロでミステリアスなストーリーテリングが visual に表現されています。愛を求めながらもすれ違う孤独や情念、そして庭で摘んだ毒のような危うさを静かに孕んだ映像美は、観る者をノスタルジックで風変わりな物語へと惹き込みます。ロックハートの穏やかな風土と彼らの個性が溶け合った、美しくも少し不穏な余韻を残す作品に仕上がっています。


Tele Novella – “Ring of Stones”

テキサスを拠点に活動するコズミック・ポップ・デュオTele Novellaが、数年ぶりの新曲となるニューシングル「Ring of Stones」をリリースし、同時にミュージックビデオを公開しました。メンバーであるJasonの別プロジェクト(Voxtrot)の再始動などで多忙な時期を経て届けられた本作は、彼らの職人技とも言えるポップ・マジックが凝縮された珠玉の1曲です。Aメロで見せるNatalieの軽快に駆けるようなヴォアシングと、サビでテキサス・ヒル・カントリーの広大な景色を想起させるように艶やかにうねるボーカルの対比が素晴らしく、まるで流れ星のようにきらめくギターのリフと、浮遊感のある音響効果が楽曲にサイケデリックで宇宙的な彩りを添えています。

現時点では単発のシングルとしてリリースされていますが、ファンの間では待望のニューアルバムへの期待が高まる仕上がりです。楽曲に同行するミュージックビデオでも、彼ららしいヴィンテージでノスタルジックな世界観と、どこか奇妙で愛らしいインディー・ポップの美学が視覚化されています。楽曲が持つウエスタン調の哀愁とスペース・ポップのきらめきが映像のトーンと見事にシンクロしており、バンドの健在ぶりとさらなるクリエイティビティの深化を鮮烈に印象付ける作品となっています。