Sondre Lerche – “Follow The River”

ノルウェー出身のシンガーソングライターSondre Lerche(ソンドレ・ラルケ)が放ったシングル「Follow The River」は、彼のエバーグリーンなポップ・センスと、近年の作品で見せる実験的で深みのあるソングライティングが見事に融合した楽曲です。たおやかなメロディと美しいアレンジメントの裏で、留まることなく流れ続ける時間や感情の揺らぎを「川」になぞらえて描き出しています。ジャズやブラジリアン・ミュージック、インディ・ロックの本質を巧みにエレガントなポップスへと昇華する彼らしく、緻密に構成されたプロダクションと情感豊かなボーカルが、聴く者を優しくもドラマチックな音楽の旅へと誘います。

楽曲のリリースにあわせて公開されたミュージックビデオは、楽曲が持つ壮大なスケール感と内省的な詩情を視覚的に増幅させる、シネマティックで美しい映像作品です。北欧の冷涼で神秘的な自然風景や流れる水のモチーフを効果的に背景に据えながら、エモーショナルな楽曲のダイナミズムを丁寧に捉えています。長年にわたり独自のポップ・アートを追求し、ジャンルの境界線を軽やかに飛び越えてきたSondre Lercheの卓越した美意識が細部にまで息づいており、映像とサウンドが完璧なシンクロニシティをみせる至高のクリップに仕上がっています。


ディストピア化する世界で「愛」を肯定する――Sondre Lercheが4年ぶりの新作『Acrobats』で描く、絶望の中に灯る普遍的な希望の形。

Sondre Lercheが、8月21日にPLZ/Virginからニューアルバム『Acrobats』をリリースすることを発表しました。自身4年ぶり、11枚目となる本作は、9つのスタジオで複数のプロデューサーと共に制作され、The High LlamasのSean O’Haganによるストリングス・アレンジがフィーチャーされています。

先行シングル「Little Kids」は、思春期の未熟な愛や友情を、新たな共感と視点で見つめ直す楽曲です。「かつての自分や相手を許すこと」をテーマにしており、自身の歌詞の世界を初めて具現化したというミュージックビデオは、Lea Meyerが監督を務めました。映画『純愛日記(A Swedish Love Story)』からインスピレーションを得て、異なる年齢層の3組のカップルが描かれています。

アルバムのリリースに合わせ、9月13日のニューヨーク・バワリー・ボールルーム公演を含む北米ツアーの開催も決定しました。チケットは現地時間5月15日(金)午前10時から販売開始となります。絶望や不安が漂う現代において「愛を見出すこと」をテーマに掲げた本作を携え、新たなステージへと踏み出します。