Runnnerがリリースするインスト・エレクトロニック作『Starsdust』から新曲2曲を公開

Runnnerとしてレコーディングを行うロサンゼルスのミュージシャン、Noah Weinmanは数年前から活動していますが、フルレングスのデビュー作『Like Dying Stars, We’re Reaching Out』を発表したのは昨年のこと。そして今日、彼は全く異なる方向性を持つフォローアップ・アルバムを発表。近日リリース予定のLP『Starsdust』で、Weinmanはインストゥルメンタルのアンビエント・ミュージックを深く掘り下げ、前作から取り出したサンプルから全く新しいサウンドを構築。

Weinmanは、『Like Dying Stars, We’re Reaching Out』のツアー中にサンプル・ベースのトラックで遊び始めましたが、アキレス腱の大怪我で家に閉じこもっている間にこのプロジェクトにのめり込みました。『Starsdust』では、前作からサウンドを取り出し、サウンドスケープを構築。本日、ワインマンは『Starsdust』から2曲を公開。(曲名はすべてトラックリスト上の位置にちなんでいます。) 「ten」では、ワインマンはホーンのウォッシュを引き伸ばし、「eleven」では、ヒンヤリしたレイドバックしたブレイクビーツで至福の時を過ごします。プレスリリースの中で、Weinmanは次のように語っています。

「このアルバムを作るにあたって、私は自分自身にひとつのルールを作りました。このアルバムに収録されているすべてのサウンドは、『Like Dying Stars, We’re Reaching Out』からの再利用です。ピッチもフリップもストレッチもチョップも何でも許されましたが、すべては前作ですでに録音されたものから始めなければなりませんでした」

Runnner – “Vines To Make It All Worth It”

昨年、Run For Cover RecordsからデビューしたNoah Wienmanは、Runnner名義で過去数年間にリリースした楽曲の再レコーディングバージョンを集めた ‘Always Repeating’ でデビューを飾りました。今日、彼は “Vines To Make It All Worth It” という、短くも甘い素敵な新曲を携えて戻ってきた。

「”Vines” は数年前に書いたんだ。一見小さな思い出に大きなウェイトを置き、その瞬間の愛とフラストレーションを、当時も今も抱えて生きているという小さな歌だ」とワインマンは述べている。「タイトルは妹との会話から着想を得たもので、私はほとんどの曲をタイトルから書いているから、そのことに感謝したい」

私たちは袋小路にいる
君のスウェットを僕のリュックに丸めて入れて
醜い家々を見ながら笑っている
あと5分もすれば自分を解放できるのに
でも、僕は消えてしまう
ゆっくり学んでいくんだ