Orbury Commonがデビュー・アルバム『Sylvan Chute』を発表、新曲「The Resident」を公開

ブリストル/ストラウドを拠点にするEmlyn BainbridgeとJosh Day-JonesbによるOrbury Commonは、『The Traditional Dance of Orbury Common EP』(PRAH Recordings、2022年)に続き、デビュー・アルバムの詳細を発表。『Sylvan Chute』は6月7日にPRAH Recordingsからリリースされる予定で、彼らが思い描く世界のパノラマ的な概観、個別的でありながら織り成された一連のヴィネット、抽象的なメロドラマの音楽地図。

『Traditional Dance…』の歪んだクラブ・パルスから一転、土臭い(そして得体の知れない)シンセ、デフォルメされたサンプル、ぐちゃぐちゃになったドラム・ビートが、琴、フルート、オルガン、ギターのアンサンブルと合体した、倒錯したポップ・ソングやシュールなバラードが登場。

Orbury Commonのサウンドの変化は、アレンジの中心に置かれた2人のヴォーカルの導入によって最も強調されており、彼らの夢の世界に新たな、生気に満ちた、親密な生命をもたらしています。曲の主題は、クロムメッキでコーティングされた中世の寓話から、堕落した風景、さらには技術的に不運なロマンスまで。光と闇、壮大さと優しさの瞬間があり、何か、誰か、どこかへの憧れという玉虫色の糸で結ばれています。

Orbury Common – The Crooked Bayleaf (feat. Tenchpress)

彼らは、PRAH Recordingsからのデビュー作、’The Traditional Dance of Orbury Common‘ を発表しました。ブリストルのアーティスト Tenchpressをフィーチャーしたリードシングル “The Crooked Bayleaf” を公開しています。この曲についてこう語っている。

「小娘たちがステージ左から入場してくるが、部屋全体がステージで、今はあなたが主役だ。背景は、緑色の草が生い茂る空の丘陵で、ナレーター Tenchpressの堕落したパタンの安定したパルスに合わせて、投影された影がドンドン流れていく」