Nautics – “knee/touch”

ニューヨークを拠点に活動するバンド Nautics が、Bright Antenna Records より2026年9月25日にリリースされるデビューアルバム『People Only Like Me When Im Leaving』から、最新シングル「knee/touch」を公開した。前作「bum-a-cig」で見せた疾走感あふれるファズ・ロックな質感から一転、本作は柔らかな色彩を帯びたメロディチズムが際立つナンバーとなっている。ニューヨーク独自のDIYシーンが持つ骨太さと、現代的なオルタナティヴ・サウンドが見事に融合した楽曲である。

キャッチーなメロディと霞みがかったギターソナタのようなソロを散りばめつつも、大仰なアレンジではなく極めて親密でセンチメンタルなアプローチで表現されている点が特徴的である。バンド特有の荒削りなエッジをあえて削ぎ落とすことで、愛らしくもどこか切ない哀愁を漂わせる仕上がりとなっており、彼らの音楽的な表現力の幅広さとアルバムへの期待をさらに高める作品となっている。


Nautics – “bum-a-cig”

インディー・ロック/オルタナティブ・シーンで注目を集めるNautics(ノーティクス)が、ニューシングル「bum-a-cig」をリリースしました。タイトル(煙草を一本もらう)が示唆する通り、日常のふとした隙間にある気怠さや、他者との淡い繋がり、そして若者特有の焦燥感をドリーミーかつエッジの効いたギター・サウンドで紡ぎ出したナンバーです。彼ららしいキャッチーなインディー・ポップのメロディ・センスを軸にしつつも、グランジやシューゲイザーからの影響を感じさせるラウドで歪んだ質感も同居しており、瑞々しさとアンニュイなムードが絶妙なバランスで溶け合っています。

楽曲のリリースと同時に公開されたミュージックビデオは、まるでプライベートな日常を切り取ったかのような、DIY感溢れるノスタルジックな映像美が印象的な作品です。深夜の街並みや何気ないたむろの瞬間を捉えたローファイなビジュアルは、楽曲が持つ「どこか寂しげで、それでいて温かい」エモーショナルな空気感と見事にシンクロしています。視覚と聴覚の双方から「bum-a-cig」の持つ切ない世界観を立体的に描き出しており、現在のユースカルチャーに深く刺さるスタイリッシュな短編映像に仕上がっています。