Matthew Dear – “Talking Sleep”

ミシガン出身のプロデューサー/ヴォーカリスト/ソングライター/DJである Matthew Dearが、2018年にリリースし高い評価を得たLP ‘Bunny’ と、昨年の未発表音源を集めた ‘lost album’ 以来となる新曲のヒントを得るため、スタジオへのドアをクラックした。InterpolやTychoとのツアー日程に合わせた “Talking Sleep” は、Dearがこれまでにない巧妙さと磁力、そして活性化を感じさせ、彼のクラシックなノワール調のエレクトロニック・ポップ・サウンドに呼び戻しているのがわかる。ドラムのブレイクを基調に、シンセの音色とテクスチャーが揺れ動き、Dearの独特の歌声がタイトルにちなんだトピックを呟くように奏でられます。彼はこう付け加えます。

「寝言に惹かれるんだ。潜在意識下の夢の世界から物理的な世界への橋渡しのようなものです。誰かが目を覚ましているとき、そのメッセージは暗号のように解釈され、奇妙で、無防備に明らかになることさえある。私は時々、段落単位で寝言を言っていると言われることがあります。自分の口から何が出てくるのか、そして、それが何につながるのか、不思議でならない」