Both Hands – “Ladder”

エディンバラを拠点に活動するアート・ポップ・グループ、Both Handsによる新曲「Ladder」は、しなやかで官能的なグルーヴが印象的な最新シングルです。ニューアルバム『Be Like A Mountain In A Moonlit Way』からの先行トラックとなる本作は、彼ら特有の捻りの効いたポップセンスと緻密なアンサンブルが美しい美学を描き出しています。

「slinky」と評される独特のしなやかなリズムと幻想的な音像が交錯し、リスナーを洗練されたアート・ポップの世界へと引き込みます。卓越したソングライティングと静かなる熱量を秘めたプロダクションが融合し、アルバム全体の緻密で幻想的な世界観を力強く提示する一曲に仕上がっています。


Both Hands – “Lips Parted”

エディンバラを拠点に活動するアート・ポップ・デュオ、Both Handsのニューシングル「Lips Parted」のミュージックビデオは、2026年9月18日にLost Map Recordsからリリースされる彼らの待望のニューアルバム『Be Like a Mountain In a Moonlit Way』の世界観を鮮烈に視覚化した映像作品です。デュオが追求する洗練されたモダンなポップ・センスと、エディンバラのアート・シーンの空気を吸い込んだ独特の美学が随所に散りばめられています。

このビデオは、楽曲が持つ繊細かつドラマチックな音の広がりに寄り添うように構築されており、視聴者を彼らのディープな音楽宇宙へと誘います。アルバムのリリースに向けて期待を最高潮に高めるような仕上がりとなっており、音と映像の完璧なシナジーを通して、Both Handsという気鋭のユニットが持つ底知れないクリエイティビティと、アート・ポップとしての高い完成度を証明する作品となっています。


Both Hands – “Lips Parted”

エディンバラを拠点に活動するシンス・ポップ・デュオBoth Handsが、2026年9月18日にリリース予定のデビュー・アルバム『Be Like a Mountain in a Moonlit Way』より、先行シングル「Lips Parted」を公開しました。数々の個人的な困難を乗り越え、互いの友情と音楽の持つ癒やしの力を信じて制作された今作において、本楽曲はアルバムを象徴する重要なトラックです。Brian Pokoraが操る煌めくエレクトロニクスや躍動的なビートに、Hailey bの飛翔するような美しいメロディが融合し、リスナーを甘美なシンス・ポップの世界へと引き込みます。

この「Lips Parted」は、アルバムが持つ多面的な魅力の中でも、とりわけ眩いポップの疾走感(glittering pop rush)に満ちあふれた仕上がりとなっています。土曜日の午後のセッションから始まった彼らの芸術的なパートナーシップが生み出した、遊び心と好奇心の結晶とも言えるサウンドは、深く奇妙でありながらも、聴く者を優しく包み込む温かさに満ちています。感情に直接訴えかけるソングライティングと幸福な解放感が同居するこの楽曲は、まさに「音楽に身を委ね、そこで少しダンスを踊ってみませんか」という彼らからの鮮烈な招待状です。


Firestations – “An Apparition”

Lost MapのプロジェクトであるPostMap Clubの一環として、先行シングル「An Apparition」がリリースされました。2026年5月12日の全プラットフォーム配信に先駆け、5月1日には限定B面曲「Remedyforce」を含む先行公開が行われています。本作は、同年10月にリリース予定のニューアルバム『International Dust』からの第1弾シングルであり、今後のアルバムの方向性を示す重要な一曲となっています。

「An Apparition」は、ポップソングのキャッチーさ、反体制的なプロテストソングの鋭さ、そして怪談(ゴーストストーリー)の不気味さを併せ持つ独創的な楽曲です。誤って記憶された過去に苛まれ、集団的な幻覚の中を突き進む様子を描いており、現代社会が抱える歪みや精神的な風景を多層的な音楽性で表現しています。


Dovetailed – “Kitchen”

RaveloeのKim Grantと、Olympic SwimmersやFrightened Rabbitでの活動で知られるSimon Liddellによる新プロジェクト、が始動しました。デビューシングルとなる「Kitchen」は、Lost Mapのサブスクリプションサービス「PostMap Club」から先行公開された後、2026年5月5日に各デジタルプラットフォームでリリースされました。本作は、困難な状況に直面した際の友情と、それを乗り越え受け流す術を学ぶことをテーマにしています。

制作過程では、当初の削ぎ落とされたデモ音源から大きく変化を遂げ、幾重にも重なるレイヤーと深いリバーブを効かせた質感豊かなサウンドへと進化しました。プロデュースにはJonny ScottとPaul Gallagherが携わり、二人のバージョンを組み合わせたミックスが採用されています。この楽曲は、5月17日に限定カセットテープとして発売予定のデビューEPにも収録されます。

Faith Eliott – “there’s a cargo ship full of luxury cars…”

ミネアポリス出身で現在はスコットランドのエジンバラを拠点に活動するシンガーソングライター/ビジュアルアーティスト、Faith Eliottが新曲「there’s a cargo ship full of luxury cars…」をリリースしました。Eliottは、比喩的な怪物や火山、ネット上のミームなどを織り交ぜた独特の世界観を構築するストーリーテラーとして知られています。そのサウンドは、剥き出しの歌詞に重きを置いたソングライティングを軸に、長年の協力者であるRobyn Dawsonによるオーケストラ要素や、電子音、環境音を巧みに融合させた重層的な広がりを見せています。

2025年にLost Map Recordsからリリースされた最新アルバム『dryas』は、SAY Award(スコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤー)のロングリストに選出されるなど高い評価を受け、James Yorkstonらのサポートアクトを務めるなど精力的な活動を続けています。また、Hailey Beavisと共にインディペンデント・レーベル「OK Pal Records」を主宰。独自の芸術的感性を貫きながら、エジンバラの音楽シーンを牽引する重要な存在として注目を集めています。


グラスゴーの才人 Sulka が原点回帰のローファイ・アンサンブル『Bute』を発表——先行シングル「All Bets Off」が映し出す、日常の断片と『ザ・ソプラノズ』に着想を得たシニカルで誠実な詩世界

グラスゴーを拠点に活動するLukas ClasenによるプロジェクトSulkaが、ニューアルバム『Bute』を2026年7月17日にLost Map Recordsからリリースすることを発表しました。前作『Distractions』でのスタジオ制作から一転、今作は自身の原点であるDIYスタイルへと回帰しています。グラスゴーの自宅で録音された全9曲は、セルフプロダクションならではの親密さと脆弱性を内包した、温かくも切ないローファイ・オルタナ・ポップに仕上がっています。

アルバムのタイトルは、クライド湾を見渡すビュート島での滞在中に楽曲の多くが書かれたことに由来しています。内省的な世界から一歩踏み出し、周囲のコミュニティや自然との繋がりを求める開放的な視点が作品の核となっており、風や雨、鳥のさえずりといった環境音やラジオの断片がサウンドスケープに溶け込んでいます。そのテクスチャー豊かな音像は、SparklehorseやMJ Lenderman、Horse Jumper of Loveといったアーティストの系譜を感じさせます。

リードシングルの「All Bets Off」は、軽快なドラムと透明感のあるキーボードに歪んだギターが重なるアップビートな楽曲ですが、歌詞ではドラマ『The Sopranos』から着想を得た権力構造や感情の複雑さが描かれています。アルバム全体を通して、季節の移ろいや薄れゆく記憶といった詩的なディテールが静かに展開され、聴き手を誠実で没入感のある物語へと誘います。



Sulka – “All Bets Off”

スコットランドのグラスゴーを拠点に活動するソングライター兼プロデューサー、Sulkaが新曲「All Bets Off」をリリースしました。7月にリリース予定のニューアルバム『Bute』からのシングルとなる本作は、彼のルーツであるDIYなベッドルーム・ポップやローファイなインディー・フォークの精神を継承した一曲となっています。

この楽曲は、ドラマ『The Sopranos』のエピソードから着想を得た「競走馬」をテーマにした作品です。Sulka自身、「なぜ馬についての曲を書き続けてしまうのか自分でも分からない」と綴りつつも、前作に収録された「Wild Horse」の続編(あるいは前日譚)とも言える内容になっており、グラスゴーのオルタナティブ・シーンらしい独特の作家性が光る仕上がりです。


Manuela – Hyena (Nadia Ksaiba & Seb-i remix)

新曲「Hyena」は、2026年2月10日にすべてのデジタルプラットフォームで配信が開始されました。さらに、Nadia KsaibaとSeb-iによるリミックス・バージョンも、同年3月9日にリリースが予定されています。

これらの楽曲は、現在「PostMap Club」の2月分パッケージの一部として先行公開されており、会員はいち早くチェックすることが可能です。オリジナル版の鋭い感性と、期待のリミックス版が織りなす異なるアプローチの両面から、作品の世界観を深く楽しむことができます。

五百年の時を越える旋律、シンセサイザーの咆哮と伝統が交錯するIsa Gordonの新境地 伝統的なスコットランド・フォークを解体し、未来的な電子音響へと再構築したアルバムの革新性を強調した。

スコットランド・エアシャー出身、グラスゴーを拠点とするIsa Gordonが、3月20日にLost Map Recordsからリリースされるニュープロジェクト『8Men』より、先行シングル「I Wish, I Wish」を発表した。2022年のデビューアルバム『For You Only』で故JD Twitchから熱烈な支持を受けた彼女は、自身の音楽的ルーツであるスコットランドの伝統的な遺産を、現代の実験的なサウンドへと昇華させている。

リード曲「I Wish, I Wish」は、ビートレスなシンセ・ファンタジアであり、Jeanie Robertsonのような伝統的な歌唱とLaurie Andersonの先鋭的な感性が融合したような、神秘的な仕上がりだ。一夜の過ちを悔やむ女性への警告という「小さな神話」をモチーフにした歌詞に、奔放な表現を許容するメロディが重なり、古の知恵を成層圏まで吹き飛ばすような、時代を超越した響きを獲得している。

アルバム『8Men』は、伝統歌とRichard ThompsonやBlack Sabbathといった多岐にわたるアーティストのカバーを均等に配し、500年前のバラッドと現代の物語が地続きであることを提示する。歪んだシンセドローンや激しいビート、加工された歌声を用いて再構築されたこれらの楽曲は、もはや保存された遺物ではなく、変異し続ける「生きた伝承」だ。現在限定カセットで先行リリースされており、3月のデジタル配信に向けて、唯一無二の表現が世界に放たれようとしている。