Built to SpillやBlood Lemonでの活動で知られるベーシスト兼ヴォーカリスト、Melanie Radfordが、ソロデビューアルバム『For the Sake of Stillness』を6月26日にJealous Butcher Recordsからリリースすることを発表しました。あわせて、Adam Hardingが制作・編集を手掛けた新曲「Hangin’ On」のミュージックビデオも公開されています。
本作は、人生や周囲の人々、そして自分自身を愛していく過程で生まれる「些細な瞬間」を捉えた、ベース中心の非常に親密な作品です。楽曲の多くは、異国の街を歩きながら周囲を観察するような「歩行のペース」で展開されます。ツアーの合間に録音を重ねて制作されたこのアルバムは、多忙な日々の中で自分自身を繋ぎ止めるための大切な習慣であり、自己を表現するステートメントとしての側面も持っています。
サウンド面では、音楽の背景に足音や鳥のさえずり、雨音、街の喧騒といったフィールドレコーディングが織り交ぜられており、聴き手を白昼夢や誰かのプライベートな世界へと誘います。瞑想、愛の詩、そして賛美歌としての性質を併せ持つ本作は、親しい協力者と共に作り上げられた深く個人的なプロジェクトであり、断片的な瞬間を一つの輝かしい物語へと編み上げた、巡礼のような記録となっています。
