James Ivy – “Bent”

シンガーソングライター兼プロデューサーであるジェームズ・アイヴィー(James Ivy)のシングル「Bent」は、かつて15歳という若さでPC Musicやハイパーポップの台頭を支えたオンラインコミュニティから一歩踏み出し、パソコンから離れてギターを手に取り生み出された楽曲です。彼の新たな音楽性を提示する本作は、グランジの無骨さとドリーミーな浮遊感を同時に併せ持つ、エモーショナルなサウンドへと進化を遂げています。

歌詞の面では、関係性の変化に戸惑い、精神的に追い詰められながらも、かつてのように抱きしめてほしいと願う痛々しいほどの葛藤が描かれています。「息ができないほどの窒息感」や「君の胸が上下する(呼吸している)のが見えなくなるのではと恐怖で目覚める」といった強烈なフレーズからは、深く依存し合う関係の重圧と、それでもなお相手の腕の中に引き戻されてしまう切ない執着が、リアルかつ鮮烈に表現されています。