Irreversible Entanglements – Down to Earth

Irreversible Entanglementsは、Camae Ayewa (aka Moor Mother) (voice, synth), Keir Neuringer (saxophone, synth, percussion), Aquiles Navarro (trumpet, synth), Luke Stewart (double bass, bass guitar) そしてTcheser Holmes (drums, percussion) からなるフィラデルフィア/ニューヨーク/DCベースのフリージャズグループである。2015年、キーア、カマエ、ルークは、ニューヨーク市警によるアカイ・ガーリーの殺害後に開催された「Musicians Against Police Brutality」のイベントに出演するために集まった。数ヵ月後、グループはナヴァロとホームズ(同じくMAPBイベントに出演したデュオ)を加え、2017年にデビュー・アルバムをレコーディングした。それ以来、さらに2枚のフルレングスといくつかのシングルをリリースし、米国内外で大量のライヴをこなしてきた。

共同声明で、グループはこのように提供している。「2021年6月のある午後のツアー半ばにレコーディングした2つの新曲がここにある。パンデミックの不測の事態により、後にオーバーダビングとスタジオでの組み立ての柔軟化が必要となったが、これは我々のバンドにとって初めてのことだ。セッションから1年近く経った今聴くと、パンデミック時の多くの月日を隔てた後に根を張るという我々の必要性は、それを使ってとことん宇宙的になる必要性と同じくらい明白に聞こえるよ」