Hatis Noit – “Thor” (Matthew Herbert Rework)

絶賛されたHatis Noitのデビュー・アルバム『Aura』から、Matthew HerbertがThorをシャーマン・テクノ・バンガーにリワーク。

「マシューの “Thor”リワークの音世界を初めて聴いたとき、懐かしさのあまり涙が出ました。この曲は、森の精霊と、火を囲んで歌い踊る人々との間のインタラクティブなエネルギー交換を私の中に呼び起こします。私が描きたかった風景を、さらにカラフルで遊び心たっぷりに表現しています」 -Hatis Noit

「原曲の献身的な側面が好きだったので、ガラスとスチールの丸いボウルをいくつか録音して、拾ったガムランのような音のセットを作りました。フェスティバルを出て、近くの森の中で偶然声や人に出会ったような、現代的なテクニックと古代の声が融合した幻聴のような感じにしたかったんです」 – Matthew Herbert

Hatis Noit – “Inori” (William Basinski Rework)

ロサンゼルスのArcadia Westで録音されたアメリカの前衛作曲家William Basinkiは、ピアノの日2023に向けて、日本のボイスアーティストHatis Noitの作品「Inori」を、彼女の高い評価を得たデビュー作「Aura」から引用して不気味なピアノ作品に仕上げた。

「Hatis Noitのこの美しい祈りを再解釈するよう依頼され、光栄に思います。Inoriについての彼女のノートを読んで、私は2018年に購入できた家に付属していた美しいピアノを使うことにしました。家は、インドア派の私にとって、一番好きな場所です。ピアノは、私にとって、家を象徴するものです。

この状況下での彼女の自然な怯えを想像し、ただ家に帰りたいという福島の人たちに共感し、愛と共感を持ってサポートしながら繊細に歩み、彼女の美しい歌声を天まで響かせたいと思いました」