オーストラリア・メルボルンを拠点に活動するシンガーソングライター Mia June の新曲「Careful」のミュージック・ビデオは、急進的なギター・サウンドが光った前作「Pet」から一転し、静かな予感と親密さに満ちたフォーク寄りのアプローチをとった楽曲の世界観を繊細に映像化しています。2023年初頭の創造性豊かな時期に書かれたこの曲は、かつての知人に向けて「移行期にある人生の不確実性と混乱の中で自分と向き合う覚悟があるか」を直接問いかける、ラヴレターであり警告でもある複雑な心情を描き出しています。
映像作品としては、メルボルンにてバンドメンバーの Patrick Whitford や Ethan Dixon とともに完全DIYで制作・録音された音源が持つ、ホームレコーディングならではの温かみと生々しい臨場感をそのまま視覚的に投影しています。過度な装飾を削ぎ落とした素朴でプライベートな空気感が楽曲の持つ親密さを引き立てており、オーストラリアの若手インディー・シーンにおいて最も注目すべきソングライターのひとりとして進化を続ける Mia June の、等身大で情熱的な魅力をまっすぐに伝える映像に仕上がっています。
