Ezra Furman – ‘Book Of Our Names’

Ezra Furman(エズラ・ファーマン)が2022年第2弾のオフィシャル・シングル “Book Of Our Names” を配信しました。「自分たちの命を大切にしない帝国のもとで共に生きることがどんな感じなの」を彼女自身の言葉で表現しています。

「この曲は、自分の命を大切にしない帝国のもとで共に生きることがどんな感じかを歌っているんだ」とファーマンは説明する。「私はユダヤ人として、そしてトランス女性として、嫌われ者の一員であることの利害関係や結果をよく知った上で歌っているんだ。しかし、この歌は集団の生存と自由を求めるあらゆる運動で使われることを意図したプロテストソングなのです。私は、ヘブライ人がエジプトの奴隷状態から脱出する、英語ではExodusと呼ばれる聖書の本が、ヘブライ語ではBook of Namesと呼ばれていることに気づきました。そして、名前を口に出して言うという行為、個人をそのかけがえのない独自性において見るという行為が、真の解放の種を握っているのではないかと思うようになったのです」

Ezra Furman – “Point Me Toward The Real”

Ezra Furmanがツアーを発表し、新曲 “Point Me Toward the Real” を携えて帰ってきました。彼女は現在 Anti Records(イギリスではBella Union)と契約しており、John Congletonがプロデュースし、Shannon Layと Debbie Neigherが追加ボーカルを務めたこの曲をリリースしています。この曲の試聴と彼女のツアー日程は以下の通りです。

「この曲は、精神病院から退院することを歌ったネオ・ソウル・ソングで、私には一度も起こったことがないことなんだ。でも本当は、虐待や投獄、死に直面した直後に何をするかについての歌なんだ。それが終わったと思われるとき、誰に電話する?どこに行く?自分が何をしたいのか、どうやって知るの?」

彼女はこう続けました。「私たちは皆、最近何か恐ろしいことを経験しました。この2年間で、みんな死と友達になった。私が未来を見るとき、誰が私の背中を押してくれるのか知りたいのです。誰の背中を見ているのか?そして、何が現実なのか、何を、誰を頼ればいいのか。本物に向かって私を導いてください。私が行きたいのは、他の方向ではありません。」