Converge – “Doom in Bloom”

メタリック・ハードコアのレジェンド Converge が、前作から9年ぶりとなる単独名義のアルバム『Love Is Not Enough』に続き、今年2枚目となるニューアルバム『Hum Of Hurt』を来月リリースします。先行公開されたタイトル曲に続き、新たに発表されたシングル「Doom In Bloom」は、フロントマンの Jacob Bannon が語る「エモーショナルなハードコア」という枠を超え、Unsane と Don Caballero が融合したかのような、胃が逆流するほど強烈で重厚なマスロック・サウンドを提示しています。

Jacob Bannon は本作について、自身の内省が必ずしも希望をもたらすわけではないという、中年期特有の葛藤を歌詞に込めたと明かしています。自分自身の罠が周囲の人々にも投影されていると感じる中で、彼らに「死の輪縄を解き、次の日を迎えてほしい」と懇願する鋭くダークなメッセージが込められています。あわせて公開された George Gallardo Kattah 監督による血塗られたミュージックビデオも、その殺伐とした世界観を鮮烈に視覚化しています。


メタルからエモーショナルなハードコアへ──Convergeが前作からわずか4ヶ月で放つ第12作『Hum of Hurt』、リリース決定

Converge が、今年2月リリースの前作からわずか数ヶ月という異例のスパンで、通算12枚目となるニューアルバム『Hum of Hurt』を6月5日に Deathwish / Epitaph からリリースすることを発表しました。ギタリストの Kurt Ballou が録音・ミックスを担当し、アートワークは Jacob Bannon とイギリスのアーティスト Thomas Hooper が共同で手掛けています。本作の制作背景について Jacob Bannon は、当初はノイズ・ロックを意識していたものの、最終的には前作のメタル寄りなアプローチとは異なる、よりダイナミックでエモーショナルなハードコア・アルバムになったと語っています。

アルバムの視覚的なテーマについて Jacob Bannon は、心電図(EKG)と不安定な地震波が融合し、鼓動が静止へと溶け込んでいくイメージを描いたと説明しています。内装のアートワークには、古代インドの五大要素(地・水・火・風・空)を象徴するフィギュアが混沌の中で絡み合う様子が表現されており、作品全体に流れる「痛み」の概念を視覚化しています。また、タイトル曲「Hum of Hurt」のミュージックビデオも公開されており、長年音楽活動に身を投じてきた Jacob Bannon 自身の内省的な葛藤と、変化への渇望が歌詞に反映されています。

本作のリリースにあたり、500枚限定の「Ghost」カラー・ヴァイナルも用意されています。この特別仕様盤には、Nightswim Project がシルクスクリーンでプリントした Jacob Bannon デザインの大型アルバム・ラップが付属しており、コレクターズアイテムとしての価値も高い内容です。ボストンでの看板広告や配信プラットフォームでのリークを経て正式発表された本作は、35年にわたりコミュニティを牽引してきた彼らの、止まることのない創作意欲を象徴する一枚となっています。