Bonnie Kemplay – “I’ve Known You”

ボニー・ケンプレイ(Bonnie Kemplay)の楽曲「I’ve Known You」のオフィシャルミュージックビデオは、アコースティックギターを抱えた彼女を中心に、もう一人のギタリストとバイオリニストが脇を固める、非常に親密で温かみのあるスタジオライブセッションの映像です。素朴で美しい照明に包まれた空間のなかで、静かに、かつ情感豊かに奏でられる生演奏が、楽曲の持つノスタルジックで繊細な空気感をそのまま映し出しています。

歌詞の中では、夏の日にチェリーを摘んだり、森を駆け回ったりした子供時代の親友との懐かしい記憶と、大人になって別々の街で暮らし、少しずつ距離が生まれていく寂しさが描かれています。「自分のことを知っているのと同じくらい長く、あなたのことを知っている」というリフレインが象徴するように、時の流れや変化への戸惑いを抱えつつも、心に深く残り続ける絆を愛おしむような切ないバラードに仕上がっています。この楽曲も収録される彼女の新しいEP『Someone, somewhere』は、7月31日にデジタルおよびアナログでリリース予定です。


「変化の過渡期と記憶の狭間」を漂うインディー・フォーク──Bonnie Kemplayが紡ぐ、自己不信を抱えるインナーチャイルドへの祈りを込めた先行シングル「Paper Angel」と新たな人生の季節

Dirty Hit所属のシンガーソングライターBonnie Kemplayが、2026年7月31日にセカンドEP『Someone, Somewhere』をリリースすることを発表しました。本作は、最近リリースされたシングル「Big Machine」や「Dandelions」に続く彼女のクリエイティブな旅の次なる進化であり、人生の新たな章の始まりを告げる作品です。混迷と光明の双面を孕んだ「変化の瞬間」を鮮烈に切り取りながら、個人的な成長やノスタルジー、そして感情の変容といったテーマを深く探求しています。

「このEPは、変化の過渡期と記憶の狭間に存在している」と本人が語るように、楽曲の多くは都市の移住や長期にわたる怪我との闘いといった、不確実で揺らぎのある時期に書き上げられました。幼少期の記憶を見つめ直し、自身や他者との間で移り変わっていく関係性をナビゲートするような内省的なリリックが特徴です。アコースティックな温かみとモダンなプロダクションが交錯する、極めてパーソナルでエモーショナルなインディー・フォークサウンドが期待されます。

EPのリリースに先駆けて、どこか愛らしくも哀愁を帯びたニューシングル「Paper Angel」が公開されました。この曲について彼女は、「失敗への恐怖や、自分の中のインナーチャイルドを労わることについて歌った」と明かしています。幼少期にキリスト降誕劇(ナティビティ)で初めて音楽パフォーマンスをした際、一言も歌えなかったという記憶から書き起こされており、大人になった今も抱え続ける躊躇や自己不信の感情を、ダイレクトなメロディに乗せて見事に昇華しています。