BODEGA、ニュー・アルバム『Our Brand Could Be Your Life』を発表

マイケル・アッザラッド著『Our Band Could Be Your Life』の中で綴られた、体験的なアウトテイク、感情的な洞察、自家製DIYパンク倫理へのオマージュにインスパイアされたニューヨークのグループは、今年4月に予定されている新しいフルレングスのサードLP『Our Brand Could Be Yr Life』を新たに契約したレーベル、Chrysalisからリリースすることを発表。この作品は、BenとNikkiの旧バンドBODEGA BAYが2015年に自主リリースした33曲入りの唯一のLPをフルに「リメイク」したもの。

ロシアの有名な映画監督でありスキー選手であるタルコヴォスキーをもじったリード・シングル「Tarkovoski」について、ホジーは、彼の本からインスピレーションを受け、理論と実践の二項対立という概念についての考察を深め、それを歌にしたのだと説明。「彼の著書 “Sculpting in Time” に魅了されましたが、彼が公言する映画制作のルールやガイドラインの多くが、彼自身の映画制作の実践によって破られていることに気づきました。理論というものは、決してあなたが望んでいるものには到達しないし、芸術制作という混沌とした実践に理論を適用することは、(有益で必要不可欠ではあるにせよ)荒れた斜面をスキーで滑り降りるようなものです」

Bodega – “Thrown”

Bodegaがニューシングル “Thrown” を発表しました。この曲は、What’s Your Rupture?からリリースされる ‘Broken Equipment‘ からのものです。

「”Thrown” は自画像のトラックへの試みだった」と、Hozieは語っている。「年を取れば取るほど、自分の考えや自己認識を信じられなくなる→自分の価値観や判断のほとんどが、自分が生涯消費してきたレコード、映画、本、広告からきていることに気づく。この “投げやりさ” を認識することは、少し不安ではありますが、私のクリエイティブマインドを刺激する源となっています。もし、心が提示されたものしか出力できないのなら、適切な入力を与えればいい。帽子1つで自分自身を完全に作り変えることができる。この歌詞のために私が選んだインプット。James Joyceと Bob Dylanです。この音楽は、私たちのグループが過去数年間に培ってきたスタイル・モチーフの多くが統合されたものだと思います」