Bicep – “Water”

Bicepが2021年にリリースしたアルバム ‘Isles’ 以来、2年近くにわたってライブを行った人なら誰でも知っているであろう新曲、”Water” を公開しました。この曲は彼らのライヴの常連だが、これまで正式にリリースされたことはない。Clara La Sanをボーカルに迎えた “Water” は、ストリーミング配信中です。

Bicepはステートメントの中で、この新曲の作曲についていくつかの背景を説明している。「始めた当初は明確なアイデアはなかったんだけど、オリジナルの “Waterfall” はMEGAfmという楽器を使った実験から生まれたんだ。これは新しいシンセサイザーですが、内部にSEGAメガドライブ/ジェネシスのゲーム機の音を形成するチップを搭載しています。ライブではトラックを発展させ、常に要素を微調整し、変化させていくんだけど、スタジオでもそのプロセスを採用したいんだ」

Bicep – “Meli (II)”

2020年に2ndアルバム ‘Isles’ をリリースし、この1年でライブの微調整を行ってきたエレクトロニック・デュオ、Bicep。今日は、昨年発売されたアルバムのデラックス・エディションに収録された曲の新バージョン、”Meli (II)” をリリースしました。「”Meli (I)” は ‘Isles Deluxe’ に収録されたビートレスのトラックだった」とデュオは説明し、こう続けている。

「実を言うと、パンデミックの間、スタジオでドラムバージョンをうまく作ることができなかったんだ。’Isles’ の制作中に何度もデモバージョンを作っては失敗して、うまくいくとは思えなかった。でも、このバージョンを作る余地があることは常にわかっていたので、オリジナルを “Meli (I)” と名付けたんだ。”Meli (II)” は、ツアー中にゆっくりと作られた。毎週、ドラムを少し変えたり、構成を変えたりして、観客の意見を取り入れながら進めていきました。この方法でトラックを成長させるのは素晴らしいことで、とても有機的な作業方法だと感じました」