Grace Cummings – “Bloodhorse!”

オーストラリアのシンガー・ソングライターGrace Cummingsによる新曲「BLOODHORSE!」は、ATO Recordsより8月14日にリリースされる同名ニューアルバムからのタイトル曲であり、アルバム発売前最後の先行シングルです。自信のなさやトラウマ、逃避行をテーマにした本作は、「勝つことを期待された過剰に繊細な競走馬(サラブレッド)」になぞらえた重厚な世界観を展開。ボトックス施術によって感情の表情を奪われた実体験からインスピレーションを得ており、内に秘めた焦燥感や抑圧された情動が、圧倒的な表現力を誇るヴォーカルとともに爆発する迫力満点のトラックに仕上がっています。

Tori Stylesが監督を務めたミュージック・ビデオとともに解禁された本作は、グラミー賞ノミネート経験を持つJonathan Wilson(Father John Misty、Angel Olsen等)がプロデュースを担当。カリフォルニア州トパンガ・キャニオンで録音されたオーガニックかつスケール感溢れる音像の中で、彼女の力強くドラマチックな歌声が際立ちます。痛みの克服と自己受容へと向かうアルバム全体の核となるテーマを力強く提示し、次世代を担う稀代のヴォーカリストとしての真価を鮮烈に証明する一曲です。


Margaret Glaspy – “Reminder”

シンガーソングライターのMargaret Glaspyが、ニュー・アルバム『I Am Both』のリリースに先駆けて、最新シングル「Reminder」をリリースし、併せてRicky Chavezが監督を務めたミュージックビデオを公開しました。本作は「Michigan」や「That Rose」といった先行シングルに続く楽曲で、彼女の持つ深い内省と力強いメッセージ性が静かなアコースティック・ギターの旋律に乗せて繊細に描かれています。

本楽曲についてGlaspyは、「自分には何の価値もないと感じてしまうような時に、完全に諦めてしまうのではなく、小さな方法で向き合い続けることが大切なのだと自分自身に言い聞かせるメッセージ」であると語っています。あえて完璧さや対称性を求めずに紡がれた素朴で親密なサウンドと歌詞は、ビデオの映像美と共に、自分自身の不完全さを受け入れて前へと進むための静かで確かな温もりを聴き手に届けています。


『ソフィア・コッポラ作品』の劇伴家と紡いだ長年の夢が結実――Jim Jamesが放つ、光に満ちたソロ最新作からのファースト・シングル「Come Again」

My Morning JacketのフロントマンであるJim Jamesが、ソロ名義でのニューシングル「Come Again」をリリースし、同時にミュージックビデオを公開しました。本作は、ATO Recordsから2026年8月28日にリリースされる待望のニューアルバム『Wowed Out』からの記念すべきファースト・シングルです。自身のセルフプロデュースのもとで制作された本作は、彼がこれまでに歩んできた確かなキャリアの延長線上にありながらも、ソロアーティストとしての新たな表現の地平を切り開く重要な作品となっています。

アルバム『Wowed Out』の最大の特徴は、映画『ロスト・イン・トランスレーション』や『ヴァージン・スーサイド』などのサウンドトラックを手掛けた著名な作曲家、Brian Reitzellと共同で書き溜めていた素材をベースに構築されている点です。「何年もの間、2人で作った音楽に立ち返っては、どう形にすべきか悩んでいた」とJim Jamesが語る通り、長年温め続けられていたアイデアが昨年ついに美しい形となって結実しました。過去の迷いや憂鬱から自身を救い出してくれたという音楽への深い信頼が込められており、まるで夢の中の記憶を手繰り寄せるような、幻想的で歓びに満ちた世界観が提示されています。

そのアルバムを象徴する先行シングル「Come Again」は、自分の意に反する方向へと急速に変化していく現代社会への戸惑いや落胆を捉えつつも、世界にはまだ体験すべき美しいものが溢れていることを思い出させてくれるナンバーです。Jim Jamesは「喜びを見つけるために、ただ前に進み続け、何度も、何度も挑戦し続けなければならない」という強いメッセージをこの曲に託しています。聴く者に深い安らぎと、再び歩き出すためのポジティブなエネルギーを与えてくれる、優しくも力強いマスターピースに仕上がっています。

Jim James – “Come Again”

My Morning Jacketのフロントマンとして知られるJim Jamesが、ソロ名義でのニューシングル「Come Again」をリリースし、同時にミュージックビデオを公開しました。本作は、ATO Recordsから2026年8月28日にリリースされる待望のニューアルバム『Wowed Out』からの記念すべきファースト・シングルです。本作はJim James自身のセルフプロデュースのもと、映画『ロスト・イン・トランスレーション』や『ヴァージン・スーサイド』などの音楽を手掛けた作曲家Brian Reitzellと共に書き溜めていた素材をベースに構築されました。長年温め続け、昨年ようやく「美しい形で流れ出した」という珠玉のコラボレーションが、ついにベールを脱ぎます。

アルバムの幕開けを飾る「Come Again」は、自身の意に反する方向へと目まぐるしく変化していく世界に対して落胆しつつも、そこにある美しさを見出し、喜びを求めて「何度も、何度も、挑戦し続ける(Come Again)」ことの大切さを歌った力強いナンバーです。かつて人生で迷いや鬱屈とした感情を抱えた際にも、常に音楽に救われてきたという彼が、制作中に感じた喜びと安らぎをそのまま詰め込んだ1曲に仕上がっています。まるで夢の中の記憶を辿るように紡がれたこの楽曲とビデオは、聴く者の心を優しく包み込み、前を向くための確かなエネルギーを分け与えてくれます。

都会の喧騒と失恋からの逃避を描いた新曲「Michigan」を携えて——Margaret Glaspyが豪華スタジオ・セッションで創り上げた、脆くも美しい4thアルバム『I Am Both』の全貌

ニューヨークを拠点に活動するシンガーソングライター Margaret Glaspy が、ニュー・アルバム『I Am Both』のリリースを発表し、先行シングル「Michigan」を公開しました。高い評価を得た2023年の前作『Echo the Diamond』以来のフルアルバムとなる本作は、彼女がソーシャルメディアから完全に距離を置いた期間を経て制作され、「Michigan」は「失恋後にミッドウェスト(中西部)へと逃避する」ストーリーを描いた、アルバムの幕開けを飾るフォーク・ロック・ナンバーとなっています。

このシングルについて Margaret Glaspy は、「数年前にミシガンを訪れた際、とても素晴らしい時間を過ごした。その時、ニューヨークの住人が都会の激しさから逃れるために田舎でのリトリートを妄想することがあるのを思い出した。それが、ひどい失恋を経験した人物が街を後にすることを決意する物語へと発展した」と、楽曲に込めたインスピレーションを明かしています。

レコーディングはニューヨークの Reservoir Studios にて、Joe Henry(Joan Baez や Aimee Mann をプロデュース)による指揮のもと、Jay Bellerose(ドラム)、Patrick Warren(キーボード)、Ross Gallagher(ベース)といった名うてのミュージシャンたちを迎えたライブ・セッション形式で行われました。SNSの依存から抜け出したことで「外部の意見に左右されず、自分本来の思考を取り戻すことができた。人生が変わるような経験だった」と語る彼女の、ソングライターとしての原点回帰と純度の高い表現が詰まった作品に仕上がっています。


オーストラリアの至宝 Grace Cummings が放つ、美と狂気が交錯する壮大な新アルバム『Bloodhorse!』

オーストラリアで最も高い評価を受けているパフォーマーの一人であるGrace Cummingsが、ニューアルバム『Bloodhorse!』を2026年8月14日にリリースすることを発表しました。本作は、前作に続き名プロデューサーのJonathan Wilson(Angel Olsen、Father John Mistyなどの作品をプロデュース)と再びタッグを組んで制作された作品です。アルバム全体を通して、彼女は現代の不安や希望、そして悪夢といったテーマを壮大かつ神経の張り詰めたサウンドで探求しており、華麗さからグロテスクさへ、そして神聖さから世俗さへと自在に変化するエモーショナルな世界観が描かれています。

この待望のニューアルバムに先駆けて、先行ファーストシングルとなる「My God」がリリースされました。この楽曲はアルバムの持つダークでスリリングな方向性を象徴する1曲となっており、Ben Portnoyが監督を務めたミュージックビデオも同時に公開され注目を集めています。

現在、アルバム『Bloodhorse!』は限定盤ヴァイナル(アナログレコード)およびデジタルフォーマットでのプレオーダー(予約受付)が開始されています。圧巻のヴォーカルと独創的な世界観で国際的にも評価を広げるGrace Cummingsが、 Jonathan Wilsonとの強固なコラボレーションのもとで到達した新たな音楽的境地をいち早く体感できるシングルとなっています。


Deer Tick – “ACI”

Deer Tickのニューアルバム『Coin-O-Matic』が来月のリリースを控える中、新たな先行シングル「ACI」が公開されました。タイトルの「ACI(成人矯正施設)」とは、彼らの地元ロードアイランド州の州立刑務所システムの呼称です。フロントマンのJohn McCauleyは、劣悪な環境や収容者に関する悪名高さの一方で、最近では「鍵が故障する」といったトラブルが起きるなど、ある種の皮肉めいた笑い話の種にもなっている場所だと説明しています。

楽曲制作のきっかけはサウンドチェック中のジャムセッションで生まれたコーラスでしたが、そこから近所の不良とその親友が強盗に失敗するという物語へと発展しました。John McCauleyはこの曲を書き上げる際、事実関係を正確にするために司法関係者にも話を聞くなど、真実を尊重しながらクリエイティブな肉付けを行ったといいます。本作は「核心に虫が潜んでいるような、ハートランド・ロッカー(泥臭いロック)」と表現される、アルバム制作の起点となった重要な一曲です。


Neal Francis – “Hide”

この楽曲は、死を間近に控えた富豪が、物質的な追求に明け暮れた人生の虚無感と滑稽さに気づく瞬間を描いています。死という万人に平等に訪れる運命からは、いかなる富をもってしても逃れることはできず、その悟りは進むべき道を変えるにはあまりに遅すぎたという悲劇性が込められています。この物語を通じて、自身の欲望を自覚し、愛や優しさといった他者との意味のある繋がりに目を向けることの大切さを訴えかけています。

音楽的には、Sly & The Family Stoneの『暴動』期のサウンドや、Stevie Wonder、Allen Toussaintから影響を受けています。シカゴの教会で制作が始まり、数年後にロサンゼルスのKillion SoundにてSergio RiosとCollin O’Brienを迎えた『Return To Zero』セッションで完成を迎えました。豊かな音楽的背景と、シカゴからロサンゼルスへと渡る長い制作過程を経て、深い内省を伴う重層的な一曲に仕上がっています。


ヴィンテージな温もりと現代的なハイファイさの融合。伝説的スタジオでテープを回し、伝統的ルート・ミュージックの真髄を射抜いた至高のフォーク・ロック

Alex Amenが、6月12日にATO Recordsから待漫のフルレングス・デビューアルバム『Sun of Amen』をリリースします。18歳でテキサスの故郷を離れて以来、カリフォルニアの歴史的なコミューン、ハリウッドのトレーラーハウス、ワシントン州の離島での隠遁生活、さらには車上生活をしながらのロッククライミングや自ら修復したヨットでの航海など、放浪の旅を続けてきた彼。その類まれな経験は、2025年のPitchfork LondonやNewport Folk Festivalといった主要フェスへの出演を経て、瑞々しくも時代を超越したインディー・フォーク・サウンドへと結実しました。

本作は、幼少期にロッキー山脈を背に聴いたJohn Denverや、後に傾倒したNeil Youngの系譜を感じさせつつ、安易なノスタルジーを排した極めて高精細な響きを湛えています。プロデューサーにJonny Bellを迎え、L.A.の伝説的なValentine Recording Studiosなどで録音。録音中にテープマシンが発火するほどのヴィンテージ機材を駆使しながらも、Joni Mitchellの『Blue』が持つような、現代的で透明感のある「ハイファイな質感」を追求しました。11曲の物語の中には、西海岸での愛と喪失を描いた先行シングル「Diamonds」や、離島での孤独を見つめた「Cabin By The Sea」などが収録されています。

音楽と自然をパラレルな活力源とする彼は、現在ニューヨークのブルックリンのフォークシーンに身を置きながら、ヨセミテでのクライミングや航海を続けています。「心を開いて生きれば、人生が歌を連れてきてくれる」と語る通り、本作にはJohn MartynやElliott Smithを彷彿とさせる繊細なソングライティングと、豊かな精神性が宿っています。ピアノ、ギター、そして伝統的なルート・ミュージックの習得に打ち込んだ「修行時代」を経て辿り着いた、静かな驚きと美しさに満ちたこのアルバムは、現代のインディー・ロック・シーンに深い足跡を残すことでしょう。


John Congleton と共に解き放たれた Friko の本能――より生々しく、より自由な進化を遂げた待望の第2作目

シカゴのインディー・ロックバンド Friko が、2024年の傑作『Where we’ve been, Where we go from here』に続く待望のセカンド・フルアルバム『Something Worth Waiting For』を4月24日に ATO からリリースすることを発表しました。本作のプロデュースは、数々の名盤を手掛けてきた John Congleton が担当しています。

ドラマーの Bailey Minzenberger によると、技術的な側面に深く関与した前作に対し、今回はプロデューサーの意向でバンド自身の演奏に集中するスタイルをとったといいます。その結果、これまでにない解放感を得ることができ、バンドが持つ極めて生々(ロウ)な瞬間を捉えることに成功しました。

先行シングル「Seven Degrees」は、シンプルなアコースティック・フォークから始まり、徐々に音のレイヤーが重なっていく楽曲です。ボーカル・ギターの Niko Kapetan は、この曲が人との繋がりや大切な人たちのそばにいようとすることをテーマにしていると語っています。Infinite Dog が制作したミュージックビデオも併せて公開されています。