サックスとギターが織りなす、地球とどこかの間に漂う親密な対話:実力の絶頂にあるJarrett GilgoreとAnthony Pirogが「音楽的なハグ」を届ける極上のニューアルバム

サックス奏者のJarrett Gilgore(Phét Phét Phét)とギタリストのAnthony Pirog(The Messthetics)による初のコラボレーション・プロジェクトから、先行シングル「Golden Hour」がレーベルUnheard of Hopeよりリリースされました。ボルティモアの練習スペースで初めて顔を合わせた瞬間から「すぐに同じ言語で話していた」と二人が振り返るほど、彼らの間には一瞬にして強固なコネクションが誕生。その努力を要さない驚異的なケミストリーから、待望のニューアルバム『Between The Earth and Where』が完成しました。

アルバム『Between The Earth and Where』は、豊かなハーモニーと記憶に残る美しいメロディへの共通の愛から紡ぎ出された、まるで白昼夢のような作品です。Anthony Pirogが「音楽的なハグ」と温かみを込めて表現する、短くも心を打つエモーショナルな楽曲が並びます。心を落ち着かせる優美でエーテル調の雰囲気と、微かな不安を誘う深い情感が絶妙なバランスで同居しており、サックスとギターの対話が「地球とどこか別の場所との間の空間」に漂うような独自の没入感を生み出しています。

このプロジェクトは、ボルティモアからワシントンDCにまたがる緊密で活発なアヴァンギャルド/実験音楽シーンに深く根差しています。今作の制作にあたっては、大掛かりなフリーの即興演奏に頼るのではなく、温かく洗練されたソングライティングを軸に据えました。Brendan Canty(Fugazi)が共同プロデュースを務めたスタジオセッション、ワシントンDCのDIY会場「Rhizome」でのライブ録音、そしてパンデミック禍のリモート録音など多岐にわたる音源を、Nate Mendelsohnの見事なミックスによって一貫性のある極上のアートピースへと昇華。実力の絶頂にある二人の巨匠による、直感的な共感と深い友情が雑音なくストレートに表現されたアルバムとなっています。