Review

Sudakistanアメリカの幾つかのバンドやアーティストからの影響があると思いますが、ここ数年のガレージ、サイケな音楽の世界的な広がりには、目を見張るものがありますが、まだまだ衰えを知らないようです。が、しかし、そろそろ似たような形では物足りなくなってきたし、その状況を演る側、出す側も分かってはいるようで、少しずつ個性のあるものが出て来つつあります。

こちらのレーベルは、マネージャー自身がプレイヤーでもあるので、世の中の事情には敏感なところがあるのか、ちょこっと中心からはずらしたものを輩出してくる。このバンドもそんな内の一つで、特徴としては、民俗、土着な音を交えてる点。同郷のオカルト覆面バンドや同じスカンジナヴィアの宗教観のあるバンド等、土地特有の特徴かもしれないですが、差別化にはそれなりの効果を発揮しています。ただ、その辺が色濃く出過ぎてしまって、混ざり合ってるとまではまだ行っていないようですが。 more detail