Sound of Ceres – “The Glare”

2016年、Candy Clawsの元メンバーは、ニューヨークを拠点にSound Of Ceresという新たなアート・ポップ・プロジェクトをスタートさせた。来月、Sound Of Ceresがリリースする3rdアルバム ‘Emerald Sea‘ は、パフォーマンス・アートの名手、Marina Abramović(マリーナ・アブラモヴィッチ)がナレーションを担当した、宇宙の歴史をテーマにしたコンセプト・アルバムとなっています。すでにシングル曲 “Arm Of Golden Flame” と “Sunray Venus” をアップしていますが、今回 Sound Of Ceresは新曲 “The Glare” も公開しています。

“The Glare” は、ハープ、ホーン、そして芸術的に処理されたシンセ音に溢れた、瑞々しくうっとりするようなトラックだ。kの名で活動しているKaren Hoverは、Björkの影響を受けたような耳障りな声で歌い、その声を様々なオーケストラのエフェクトが取り囲んでいる。プレスリリースで、バンドメンバーのライアン・ホーバーは、このように語っている。

「人が住んでいないどこかの月の国で、燃え尽きた何かの蒸気のようなか弱い青い形をじっと見ていると、常に繰り返しの感覚に襲われる。それは美の欺瞞であり、真実の半ばにあるすべての知覚は、黄金の網に絡めとられて、海のベールの広大な亀裂の中に滑り込んでいくのだ」