Sis – “Double Rapture”

バークレーを拠点とするシンガー兼マルチ・インストゥルメンタリストの Sis(Jenny Gillespie Mason:ジェニー・ギレスピー・メイソン、Native Cat Recordingsの創設者)が、昨年の ‘Finger-paint’ と2019年のLP ‘Gas Station Roses’ に続く新しいEP ‘Gnani’ のリリースを予定しています。このニュースとともに、真新しいシングル “Double Rapture” が発表されました。メイソンは “Double Rapture” と ‘Gnani’ について詳しく説明しています。

「アンナ・スウィール(1909-1984)は、「ダーティー・セクシー・ポエム」や「松果体とは何か」といった詩のタイトルで、動物的な官能性と神的な超越性の間を探求したポーランドの詩人です。’Gnani’ を書き始める前に、私は彼女の2行の詩「A Double Rapture」を偶然見つけました。”なぜなら、私がいないからです。そして、私がどれだけ私がいないかを感じるからです。” 自身の女性性についての印象的な生々しさを持つスウィールは、’Gnani’ の曲を作る過程において、私にとってのミューズでした。私は、Ibanezのマルチモード・アナログ・ディレイを使ってローズを演奏したり、Omnisphereでパーカッションのループを見つけたりしていました。これらの要素があれば、曲はすぐにできあがりました。歌詞は、他者との一体感の中で自分自身を見失う、二重の歓喜というアイデアからごく自然に生まれたものです」