日常のささやかな瞬間に宿る美しさをすくい取って──WidowspeakのドラマーAndy Weaverによるソロプロジェクトが贈る、2ndアルバムへの期待高まる先行シングル「Flosser」

日常のささやかな瞬間に宿る美しさをすくい取って──WidowspeakのドラマーAndy Weaverによるソロプロジェクトが贈る、2ndアルバムへの期待高まる先行シングル「Flosser」

Hudson Valleyを拠点とするミュージシャン、Andy Weaverのソロプロジェクト「Ruby Of Thanks」が、ニューシングル「Flosser」をリリースしました。WidowspeakやCastanetsなどのドラマーとしても活躍し、ペンキ塗り職人でもある彼が手がけるこのプロジェクトは、派手さではなく日常のささやかな瞬間に宿る美しさや親密さを温かく紡ぎ出します。併せて公開されたMVは、Keven LareauとAndy自身が監督を務めています。

このシングルが収録される2ndフルアルバム『Before You Turn Into A Dog』は、完成度以上に「作るプロセス」そのものを尊重して制作されました。Kingstonの自宅で全ての楽器を自ら演奏したソロ録音と、CairoやCatskillで友人たちを迎えたセッションを織り交ぜて構成。何度も洗練させるのではなく、アイデアが生まれたての最初のパフォーマンスをそのまま残した楽曲も多く含まれています。

「手作業で曲を作り、セルフ・レコーディングを行うことは、芸術の資本主義化に対する一つの回答であり、生活の平穏を築く手段」というWeaverの哲学が、作品全体に静かな説得力を与えています。Little WingsやHand Habits、そしてWoodsistレーベルの美学に通じる温かなアコースティックギターと素朴なメロディは、聴く人を優しく包み込み、ゆっくりと日常に馴染んでいくような深い人間味に満ちています。