現代の混沌に響くReb Fountainのレジスタンス――一発撮りの生の熱量でリスナーと繋がるニューアルバム『Water for Gasoline』と、孤独な都市から希望を灯す「Good People」の映像世界

現代の混沌に響くReb Fountainのレジスタンス――一発撮りの生の熱量でリスナーと繋がるニューアルバム『Water for Gasoline』と、孤独な都市から希望を灯す「Good People」の映像世界

ニュージーランド(アオテアロア)のシンガーソングライター Reb Fountainの新曲「Good People」は、政治的な緊張が続く現代に向けた力強い抗議のメッセージを込めた、ソウルフルでスモーキーなレジスタンス(抵抗)のバラードです。Dave Khanとの共作であり、Tami NeilsonやDianne Swannといった実力派シンガーがゲストボーカルとして参加しています。Bob DylanやWoody Guthrie、Marvin Gaye、Patti Smithらの系譜を継ぐこの楽曲は、愛を武器に人間性と地球のために戦うための呼びかけであり、人々を共通の目的のもとに結びつけるプロテストアンセム(抗議の賛歌)と心からの祈りの側面を併せ持っています。

このシングルは、8月14日に彼女自身のレーベル「Fountain Records」からリリースされるニューアルバム『Water for Gasoline』のオープニングトラックであり、リードシングルでもあります。アルバムに収録される楽曲のほとんどは、お互いの音に耳を傾けながらスタジオで一発撮り(シングルテイク)するライブ録音という形式で制作されました。Reb Fountainは、この生のエネルギーと信念が詰まった録音をいち早く共有することで、リスナーがまるで同じ部屋にいるかのような臨場感を味わい、新旧のファンと共にこの音楽の旅を分かち合いたいという願いを明かしています。

楽曲のミュージックビデオは、彼女の娘であり定期的なコラボレーターでもあるLola Fountain-Bestが監督を務め、オークランド(タマキ・マカウラウ)の中心街で撮影されました。ビデオの中でReb Fountainは、大通りや路地を一人で彷徨いながら人々のために歌いかけており、その姿はBruce Springsteenの「Streets of Philadelphia」や、Geoff Murphy監督による1985年の映画『The Quiet Earth』に描かれる終末後の孤独な都市を想起させます。孤独な映像でありながらも、そこには人類への明らかな希望の兆しと、変革へ参加することへの呼びかけが表現されています。