Rasco – “Shelter”

イスラエルのテルアビブを拠点に活動するサーフロック・トリオ Rasco の楽曲「Shelter」は、彼らのサードアルバム『Feeling O』からのシングルです。ドリーミーなヒプナゴジック・ポップと、彼らの持ち味である60年代風のサーフ・ロックが心地よく融合したサウンドが特徴です。歌詞では、愛を失った喪失感を抱えながらも、都会の丘の向こうにある「二人の夢の場所」や「太陽からの避難所(シェルター)」を静かに探し求める切なくも美しい世界観が描かれています。Eden AtiyaとGaya Wajsmanによる繊細なボーカルハーモニーと、レトロなハモンドオルガンやギターの音色が、どこかノスタルジックで温かみのある浮遊感を醸し出しています。

この楽曲のミュージックビデオは、バンドメンバー自らが撮影や編集を手掛けた、非常にDIY精神にあふれるアットホームな作品に仕上がっています。撮影はJonathan Horowitz、Gaya Wajsman、Eden Atiyaの3人が担当し、ベースのGaya自身が編集も務めました。メンバー自身の視点や手作り感が反映された映像は、楽曲が持つノスタルジックな雰囲気やパーソナルな歌詞の情景と見事にシンクロしています。洗練されたカラーリング(Jonathan Horowitz担当)によって、まるで古いフィルム映画を観ているかのような、ノスタルジックで美しいビジュアルが完成しています。