デトロイトの重鎮ポストパンク・バンドProtomartyrが、Domino移籍後となる3年ぶりのニュー・アルバム『Hotel Usona』からリリースした先行シングル「Sounds We Cannot Hear」。名プロデューサーDavid Fridmannを迎えて制作された本作は、ホーンやチューブラーベル、シロフォンなどを大胆に取り入れたスケール感溢れるアレンジが印象的です。Joe Caseyによる暗雲立ち込めるリリックとバンドの進化を示したスケール感が融合し、彼らならではのダークで重厚なアイデンティティを保ちながらも、グループとしての新たな境地を切り拓いた傑作となっています。
Danny SchararとHarris Mayersohnが監督を手掛けたミュージック・ビデオは、コメディアン/俳優のNate Varroneが出演する、鉄板焼き(ヒバチ)レストランを舞台にした不穏なサイコロジカル・スリラーに仕上がっています。日常生活の奇妙な歪みや不可解な緊張感を映像として巧みに描き出しており、楽曲が持つ現代生活の麻痺感や不穏な世界観を不気味かつ強烈に補完する必見の映像作品です。
