The Coathangers – “Derek’s Song”

アトランタのガレージ・パンク女子4ピース、The Coathangers の久々の新曲です。なんか路線ちょいと変りましたね。以前のゴリゴリした感じじゃなくて、オルガンを交えた軽くなったガレージ・ポップです。でもドスは利いています。こちらの “Derek’s Song” は、Suicide Squeeze から 3/5 にリリースされる Nü Sensae とのスプリット・シングルからの曲です。

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=MC_6BDIV28k&w=640&h=200]

Dead Ghosts – “Roky Said”

ヴァンクヴァーのガレージ・バンド Dead Ghosts のニュー・シングル “Roky Said” は、Burger Records から 4/30 にリリースされるアルバム Can’t Get No からのシングルです。このアルバムでは、サンフランシスコで運営されるクラシファイド広告サイト Craigslist で見っけた8-トラックのレコーダー Tascam 388 をバーやキッチンなど、色んなところに持ち来んで録音したらしいです。”Roky Said” は、Roky Erickson からインスパイアされた曲で、60sポップとガレージポップのミックス風です。

Barbarossa – “The Load”

ロンドンを拠点とするシンガー James Mathé による Barbarossa が、Memphis Industries とサインをしたようで、ニュー・シングル The Load を 4/8 にリリースするようです。以前は Fence Collective としてリリースをし、Jose Gonzales のライブ・バンドのメンバーとしても活動していたようです。フォーク&ソウルなシンガー・ポップ。フル・アルバムも年内に予定しているらしいです。

Sin Fang – ‘Flowers’ (Morr Music)

久々にやってしまった。コンビニに寄ると新しいビッグコミック・オリジナルがあるのを見つけ、家に帰ってさあ読むかとページをめくったら、あ、まじかあ、これ読んだやつだ。今までも同じ号のものを買ってしまうことがあったので、なるべく中身を確認してから買うようにしていて、今回も軽くチェックは入れたのに、がっくりです。でも決して安くない値段なんで本来ならお金を返してもらいたい気分。でも、間違ったのはこちらですから、当然返品なんて出来ません。しかもマンガですからね。コイツ、読んでから返しにきたんじゃないかと疑われることもあるだろうし、自分には無理だ。コンビニでバイトしていたことはあったけど、そういうのあったけな? 本屋関係のひとはどうなんですか? そういえば、レコ屋のとき、間違って買ってしまったと返品にきた人がいた。さすがにそれはどうなんと、受入れる気にはなかなかなれなかった。だって、自分でシールドも開封してあったし、CDだったから色々と考えられるじゃん。そのときは今回だけと渋々受入れてたと記憶しています。もし、CDやレコードを聴いたあとでなんでも返品を受けていたら、このアルバムみたいのがどんだけ返ってきたかと思うとぞっとする。でも返品じゃなくて、中古として買い戻すのは考えたことがあった。例えば当店での購入から何日以内なら高めに買い取りますという感じで。でも、システムが難しいし、結局レンタルとあんまり変んねえなねと、話し合いでやめたはずです。

3.0/10

Implodes – “Scattered in the Wind”

シカゴ出身の4ピース・バンド Implodes の最新曲 “Scattered in the Wind” は、シューゲイズとサイケロックの中間的なサウンドで、ギターの鳴りっぷりが凄まじい。こちらの曲は前作に引き続き Kranky からリリースされる新作、サード・アルバム Recurring Dream からの音源で、4/1 にリリースになります。

Spectral Park – ‘Spectral Park’ (Mexican Summer)

コインランドリーを使うようになってからだろうか、靴下の片足事件が頻発している。正確に数えていないが、たぶん10足くらいは片方しかないものになっている。両足揃っているものが限られるので、物凄く不便。もうどうすることもできない時は、左右異なる似たような色や柄のものを選んで履いている。でも、最近は左右を敢えて非対称のもの、アシンメトリーっていうんですかね、それがオシャレっていう風潮もあるようなので、オシャレです、と言ってしまえばごまかせるので非常に助かる。って、まあほんとはバレバレですがね。このサウサンプトンの青年 Luke Donovan は、顔つきはすごく整っていて、シンメトリーな方ですが、Spectral Park の音楽はかなりアシンメトリー。実際に左右の音が異なる場面もあるが、それよりも前後の音が異なってる感じ。バロック調のサイケポップは物凄く速度感のあるもので、普通にヴォーカルを重ねたらピッチシフト系の高音にしないと適切でないような感じなのです。ただヴォーカルのスタイルは決して遅いタイプでなく、それなりに速度感というか、全体の音を煽るように息切れしそうな感じの歌い方である。でもやっぱどこかアンバランスな感じがあって、それがとても熱狂的で、挑発的で、ある種の曖昧さを生み出している。

7.5/10

The Little Ones – ‘ The Dawn Sang Along’ (Branches Recording Collective)

シングルカットされていたオープニング曲 “Argonauts” は完全に夏仕様な曲。それ以降も最後までずっと常夏ポップな The Little Ones のデビュー作。世の中には時期を限定して聴く音楽があるようで、季節ごとまたは、イベント期になると必ず流れる曲とかありますよね。手っ取り早いのかもしれないが、ああいう曲を流したり使ったりする発想が乏しい。真冬に真夏の音楽を聴きたい時だってあるんです。そもそも、この時期にこれをリリースしている時点で、本人達はそんなこと気にしてないでしょうが。サンディエゴ出身ということで土地柄も反映されているのかもしれないが、かなりリゾートな気分ですね。そういえば暫く海水浴なんて行っていないな。海で日焼けして酷い目にあったことがあって、あまり行きたくなくなった。そうこうしているうちに年齢も重ねて、腹もぽっこりしてきたし、海なんて更に遠い存在になっている。別に泳がなくて眺めているだけでいいんだけどね、そろそろ腹を引っ込めることを考えて、今年の夏は海水浴にいけるようにしようか、しまいか、どうするか。まぁ、まだ時間はあるし、この音楽を聴いておけば気持ち的には満たされるし、あとは腹が減ったんでそっちを満たそう。

6.0/10

Antwon – ‘In Dark Denim’ (Greedhead)

カルフォルニア、サンノゼのラッパー Antwon の最新ミックス・テープが、Greenhead 経由でリリースされました。In Dark Denim には、同じくサンノゼの DJ Bad Slorp、メンフィスの Cities Aviv そして現在はベルリンに住む Teams などがプロダクションで参加しています。
ダウンロードはこちらでどうぞ。

Four Tet – “As Serious As Your Life”

そしてこちらもリリースから10年経ったところでのリイッシューです。こちらもアルバムリリース時期にコペンハーゲンで行われたライブ・セットがボーナス収録されるそうです。Four Tet のサード・アルバムである Rounds のリイッシュー・リリースは、5/13 に Domino から。

The Postal Service – “A Tattered Line of String”

もうご存知かと思いますが、Death Cab For Cutie の Ben Gibbard と Dntel こと Jimmy Tamborello によって活動していた The Postal Service が丁度10年前にリリースした唯一のアルバム Give Up のリイッシュー・デラックス・ヴァージョンが Sub Pop から 4/9 にリリースされますが、未発表曲として収録される “A Tattered Line of String” のサンクラ・ヴァージョンも出たみたいなんでアップしておきます。