Them Things – “Astronauts”
イギリスを拠点に活動する多国籍出身バンドThem Thingsのニュー・シングル “Astronauts” です。サイケロック、プログレ・ポップのミックス！ こちらのシングルは、Manimal Group系のL.O.O.S.E. Musicから月末にリリースされます。
Review Suspended – week15
先週から変更致しました、レビュー漏れコーナー。今回はサンクラではなくてbandcampで全部あったので統一しました。ってことで、ほぼ全曲ストリーム出来るのでゆっくり聞いて下さい〜。 オススメはSoft Cat, Pale Angelsあたりかなあ。
Canyon Spree
‘Garden of Evil’
Azbin Records
ベルリンを拠点にする女性3名＋男性1名ガレージ/サーフ/ローファイ・バンドのデビュー・フル・アルバム。
Soft Cat
‘All Energy Will Rise’
Father/Daughter Records
ボルチモアのアーティストによるベッドルーム・フォーク・プロジェクト。
Toner
‘Toner’
Floore Plan Records
オークランドを拠点にするアーティストによるベッドルーム・インディ・ポップ・バンドのデビュー・アルバム。
Tree Blood
‘I Am A Disgusting Pig’
Forged Artifacts
ミネアポリスのノイズ・ガレージ・パンク、ロックンロール・バンドのフル・アルバム。
Heart Beach
‘Heart Beach’
Heart Beach
ホバートを拠点にするスロー・ロック、シューゲイズ・トリオのデビュー・アルバム。
Nudity
‘Astronomicon’
Iron Lung Records
オリンピアを拠点にするハードロック・ガレージ・サイケ・バンドの初オフィシャル・アルバム。
Gnarly Stokes
‘Concepts’
Lentil Records
オタワを拠点にする17歳の青年によるインスト・ギター・ロック・プロジェクト。
Monobody
‘Monobody’
Naked Ally Records
シカゴを拠点にするインスト・ロック、ジャズ、マス・ロック・バンドのデビュー・アルバム。
Disco Las Palmeras!
‘Asfixia’
Sonido Muchacho
マドリッドを拠点にするノイズ・ポップ・バンドのサード・アルバム。
Pale Angels
‘Imaginary People’
Specialist Subject Records
イギリスのパンク、ガレージ、グランジ・バンドのデビュー・アルバム。
White Noise Sound – Like a Pyramid of Fire (Rocket Girl)
メジャー系列から出たデビュー作から5年が経過しての新作。メジャーと今回のレーベルの丁度合間にある様な音をやる彼等。バンドの写真を色々見ると、多い時にはギターが3名もいるようですが、ギターよりもシンセの音が目立っている。それ故のメジャー感というか、盛ってる感。シンセとエレクトロニックな部分を除けば結構ダルくて暗い。それ故のRocket Girl感というか、うつむき感。だけどこのバンドの音を決定的にしているのは、ベースだったりします。 6.5
Colleen – Captain of None (Thrill Jockey)
あの当時に出てきた人にしては、なかなか息が長い。しかも初期の頃からあんまり変っていないにも関わらずです。穿った言い方かもしれないけど、少なからず容姿で得しているんじゃないかと思いたくなる。でも彼女の場合は、しつこくやっているのではなく、求められて今があるのだろうと思う。こうやって彼女の新しい作品を聴く、または聴ける状況にあるのはブランド力によるにしても、悪いことではない。ただここまでくると、愛情の差とか、恋心とか、思いやりというか。 4.5
This Is The Kit – Bashed Out (Brassland)
デビュー当時、Animal Collective, TunngそしてVashti Bunyanと並び、とあるレーベルの次世代フォーク・オフ・コンピに収録された英国出身の女性シンガー率いるバンド。いつしか拠点をパリに移して現在に至るわけですが、コンピ収録当時の音をやり続けている感じは実は少ないかも。何故フランスでこんな英語圏的な音楽をやっているのか分らないけど、レーベルが違ったり、異なる環境にいたらもっと知られた存在になっていたと思う。つくづく思う、音楽って状況次第だなあって。 8.0
Marriages – Salome (Sargent House)
インスト・バンドに所属していた人達が中心になって新たに始めた、歌い入りのバンドの2作目。つまりポストロック路線を経験してきた人達が、何かを思ってやり始めたはず。ただ、経歴というか経験は音楽に反映され、インストで聴かせようとする部分は残っている。そういう音楽は大抵仰々しいところがありますが、それはその特性から許される部分だった思う。だけどこのバンド、歌も演奏も実に微妙なラインを突いており、なんか不思議と成立している。インパクトは残さないけど、聴いている時は気もがいい。 7.0
The Mountain Goats – Beat the Champ (Merge)
25年くらいの歴史がありますが、あまり日本人には馴染みのない存在だったと思う。それなりのレーベルに所属はしてきたけど、音楽性もあるが、インディとかオルタナ好きには靡かないというかね。自分自身、彼等の音楽を本気で聴いてきた記憶はあんまりなくて、立場上、商品として扱ってきた程度。そして今作、もしかしたら始めてちゃんと聴いたかもしれないけど、やっぱり日本人の自分には微妙だった。無理して分ったふりする必要はないと思う。だって本物のアメリカ・ロックなのだから。 6.5
Silicon – “God Emoji”
こちらのSiliconは、ハワイ出身でニュージーランドを拠点に活動するKoby Nielsonによるソロ・プロジェクト。彼は、Fire RecordsからOpossom名義でのプロジェクト作や、古くはFlying Nunからリリースし、現在Unknown Mortal OrchestraのメンバーRuban Nielsonも在籍していたバンド、The Mint Chicksのメンバーでもあった人物です。最近、Domino傘下のWeird Worldとサインをしたようで、こちらの曲 “God Emoji”は、間もなくリリースされるシングル曲。Ryan PowerやJerry Paperに比較されるラウンジーなソウル・ポップで、UMOと一緒にライブも行なうようです。
High Wolf – “Wild At Heart”
フランスのローファイ・サイケ・アンビエンス・アーティストHigh Wolfが間もなく新作アルバムをリリースします。”Wild At Heart” は、アルバムからの先行ビデオ音源で、彼らしいエキゾ、オリエンタルなサウンドにサイケデリック、アナログなシンセ・エレクトロニクスをミックスしたもの。新作アルバム ‘Growing Wild’ は、Leaving Recordsから6/8にリリースされます。
Lightning Bolt – “The Metal East”
先月Thrill JockeyからリリースされたLightning Boltの最新アルバム ‘Fantasy Empire’ から、収録曲 “The Metal East” のビデオ・クリップが出ました。映像は、ニューヨークを拠点に活動する女性で、コミックス・アート＆アニメーション・アーティストであるLale Westvindによる制作のものです。面白い映像になっていますよ。
