Luxury Elite – ‘TV Party’ (Fortune 500)
ヴェイパー・ウェーヴ・シーンの人気者 Luxury Elite の新作アルバム TV Party が新しいレーベル Fortune 500 からリリース。ヴェイパー・ウェーヴ系でも凄く分り易いシンプルな遅い音楽。このレーベルから先月リリースされていた Saint Pepsi のアルバムもおもしろいのでよければチェックしてみてね。
Maxmillon Dunbar – “Loving the Drift”
もう間もなく、2/18 に RVNG Intl. からアルバム House Of Woo をリリースする Maxmillon Dunbar ですが、新たなトラックのビデオがアップされました。”Loving the Drift” は、ディープなシンセが鳴るディープ・ハウス路線。
Umberto – ‘Confrontations’ (Not Not Fun)
やっぱりこの時間、深夜にはこういうのが波長に合う。電気を落として、暗がりで聴くにはもっtこい。でもこんなことやってるからまた目が悪くなっている気がするが、もしかしてそろそろ老眼?ってこともありえる。目は腐っても耳だけはフレッシュな状態にしておきたい。さて、前作は Rock Action からリリースされて何事かと思ったのですが、新作は元サヤに収まりました。あれはなんだったんだろうか。その気持ちはこの Confrontations を聴くとさらに深まる。過去のことはあまり触れてもしょうがないんでもういいのですが、今回は本気ですね。自分が好んでホラー映画を観ていたのは中学か高校生の頃かな。悪魔のドクドクとかドロドロ・シリーズやビデオドロームとか、夜な夜な友達の家に集まってみんなで観ていたなあ。その当時、流れている音楽には全く興味がなかったけど、もしかしたらこんな感じのがあったのかも。そうやって考えるとホラーも深夜に観る方が怖さも増幅されるわけだし、Umberto を聴くのは深夜っていうのは理にかなってる。でも、そんなに怖い音楽ではないですよ。もう4/4ビートであることは当たり前になっていて、あとはシンセサイザーで奏でるフレーズが、今までよりもなんか哀しげなコードで、ちょっと Depeche Mode みたいな雰囲気もあります。だけどヴォーカルは入らないのでシンセポップやニュウェーヴな路線とはいかず、それが良いところであり、もしかしたらもの足りなさも感じるところか。ま、インストだけで勝負するのは悪いことではないと思うし、そうすることで鳴っている音に集中できる。Umberto の過去作と比較しても最も聴きたくなる内容です。
7.5/10
Evenings – “Friend [Lover]”
ヴァージニアのエレクトリック・プロデューサー Nathan Broaddus による Evenings が、ロスアンジェルスの Friends of Friends とサインをして新作 をリリースするようです。その作品には、2011年にセルフ・リリースされていた Lately からの音源も含まれるようで、ほかにも初期の作品をリマスターしてリリースされるようです。シネマチックなエレクトロニカ/ビーツ・サウンドな Yore LP は、4/16にリリースされます。
Beliefs – “Gallows Bird”
トロントのデュオ Beliefs の新曲 “Gallows Bird” は、彼等のデビュー・アルバムからの先行曲になりまして、リリースは Hand Drawn Dracula, Manimal Vinyl, No Pain In Pop と3つのレーベルからそれぞれのテリトリーでリリースされるようです。シューゲイズ系のサウンドを少しタイトにそしてプログレッシヴにしたようなサウンドです。リリースは 3/3 です。
Sunless ’97 – “Aurora I”
ロンドンのエレクトロ・ポップ・トリオ Sunless ’97 が新曲をドロップ。”Aurora I” はディスコチックなシンセ・ポップなトラックで3/20 に Not Even からリリースされるEP からの曲です。その EPには、Luke Solomon と F.E.A.R. によるリミックスも収録されるようです。
Ashley Paul – “Soak the Ocean”
ブルックリンを拠点にするフリー・フォーク、即興、実験サウンドの女性プロデューサー Ashley Paul が、昨年の Slow Boat に続いて新作アルバムをリリースするようです。”Soak the Ocean” は、先行曲になりますが、実験性は保ちながらも、いつもよりもヴォーカルを重ね、音色も綺麗な可愛い曲。アルバムは 3/18 に REL Records からリリースになりますが、たのしみですね。
Destruction Unit – “Evil Man”
前作は Volar Records からリリースしていたサイケデリック・バンド Destruction Unit の最新ビデオ “Evil Man” は、今月末には Jolly Dream Records リリース予定の新作アルバムからのものです。
Thao And The Get Down Stay Down – ‘We The Common’ (Ribbon)
天候があっちゃこっちゃしておりますが、温かくなってきたところで、そろそろまたTシャツでも作ろうかなと思っております。だけど、暫くやっていなかったから版の作り方とか憶えてるかなあ。それに、作ったとしてどうやって売ろうとか、ブログにカート設置するの面倒だし、色々悩む。まぁぼちぼちでやるか、やらないままか、わかりません。これが4年ぶりのアルバムになるのですが、やっぱり、そろそろ新しいの作らないとなあとか、そんな感じなんだろうか。インディ・ロックがいつ頃からかな、凄く複合的で複雑で完成度の高いものになったのは。ポストロックなどがその導線になってるかもしれないが、Sufjan Stevens や Dirty Projectors などのように音楽性の高いものがもう当たり前のようにあるけど、それなりに立派なものだと思うのです。この Thao ちゃん率いる Thao And The Get Down Stay Down も複雑なメロディと複合的な音楽を備えている。そしてこの新作ではブラック・ミュージックな雰囲気を強めているが、これは本気ではなくて、彼女たちの遊び心なんだろうと感じる。何か自分たちの音楽で凄く楽しんでいる雰囲気があります。肩を組んで一緒に歌えたら楽しいだろう。でもそんなことオレに出来る分けないし、仲間にも入れてもらえなそうだし。
6.5/10
Chvrches – “Recover”
たぶん チャーチスって読むと思われるグラスゴーのエレポップ・トリオ Chvrches の新作EPがリリースされるみたい。”Recover” は、そこからのリーク・チューン。ここまで爽快なポップ・サウンドですので、やはりメジャー系から次は出るようです。新作EP は 3/25 に Virgin/Goodbye からリリース。