Moon King – “Impossible”

トロントのシューゲイズ/ドリームポップ・デュオMoon Kingが、Last Gang Recordsから今週リリースした新作アルバム ‘Secret Life’ から、収録曲 “Impossible” のビデオ・クリップが出しました。アルバムの中でも最もメランコリックな曲のひとつである曲で、本人達が出演した映像です。ヴォーカルは男性も取ってて、曲によっては彼の歌が中心でギターは女性が弾いているんですよね。参考にライブ・ヴァージョン映像もどうぞ。

Moon Duo – “Slow Down Low”

先日リリースされたサイケデリック・ロック・トリオ、Moon Duoの最新アルバム ‘Shadow of the Sun’ から、収録曲 “Slow Down Low” のビデオが出ました。こちらの映像は、同じくSacred Bones RecordsからリリースするチリのバンドFöllakzoidのメンバーであるDomingo Garcia-Huidobroが手掛けたものらしいです。

Slashed Tires – “Hair Flip”

シアトルを拠点に活動するワイアード・ポップ・アーティストSlashed Tiresが、OFF TEMPOから新作EP ‘Spring Funkward’ をリリース。収録曲から “Hair Flip” のストリームとビデオが出ております。こちらの作品は、デジタルとTシャツでリリースされるようです。

Toupee – “Sensei, Swami, Guru”

シカゴを拠点にする4ピース・ポスト・パンク・バンドToupeeのニュー・シングル “Sensei, Swami, Guru” がアップされました。パワフルな女性ヴォーカルとダーク・ニューウェーヴ・メロなポスト・パンク。こちらの曲は、7/7にMoniker Recordsからリリースされるセカンド・アルバム ‘Leg Toucher’ に収録される曲です。

Pale Blue – The Past We Leave Behind (2MR/Captured Tracks)

2トップ運営レーベルって大体仲違いしてしまう印象。そのニュースからそんなに時間が経ってはいませんが、新しいプロジェクトを始めてアルバムもすぐにリリース。ただ、賢く堅実なレーベルのバックアップを得てという作戦です。結局女性を立てる方式は変らずで、前レーベル時のものとほぼ一緒だけど、ハウスのビートが硬いというか単純で、あのエロいベースが存在しない。この辺の音作りは元レーベルに残ってる側に部がありそう。まずはとにかく出すことに徹した作品なのでしょう。 5.0 

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Dommengang – “Everybody’s Boogie”

ニューヨークを拠点に活動するストーナー・サイケ・トリオDommengangが、Thrill Jockeyとサインをしてデビュー・アルバムをリリースします。これまでにEPやシングルのリリースも無く、いきなりアルバム・デビューっていうことで、なかなかの大物です。アルバムから先行曲として “Everybody’s Boogie” がアップされており、渦巻くヘヴィ・サイケデリック・ロックをやっています。こちらの曲と同名のアルバム ‘Everybody’s Boogie’ は、5/19にリリースです。

The Sandwitches – “Play It Again Dick”

サンフランシスコの女性トリオ・バンドThe Sandwitchesが、4年ぶりにリリースする新作アルバムからの先行曲 “Play It Again Dick” をアップ致しました。以前に増してムーディーな雰囲気のガレージ・フォーク路線です。新作アルバム ‘Our Toast’ は、Empty Cellerから6/9にリリースされます。

Villagers – ‘Darling Arithmetic’ (Domino)

これはまた随分大きく変えてきましたね。確かに今までの感じって凄く綺麗な音だけど、そのまま抜けていってしまうところがあったので、歌を聞かせようとするのであればこのフォーク作は正解だと思います。だけど、この路線に変更するには色んなリスクがあり、つまり過去を捨てることと、とても素朴な音楽であるための難しさ。そこは考えているようで、自分らしさを出そうとしている曲があるなあって思うけど、そこを狙い過ぎるとレーベル切られちゃいそうだし、難しいし、このひと真面目だなあって思う。 6.0 

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Stealing Sheep – Not Real (Heavenly)

やばい、前作の記憶がほとんど無い。てっことで初めて聴いた気分で始めさせてもらいます。先に出ていた曲を聴いたときは宅録やミッドファイな路線なのかなと思ったけど、先日生演奏ヴァージョンのビデオを観てからは、印象ががらっと変っちゃいました。ちゃんと生演奏でしかも面白い楽器構成、そして演奏力。そしてアルバムを聴けば、彼女達が優れたミュージシャン達であることが更に分りました。今度は次が出てもちゃんと覚えていられそうです。 7.5 

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Ava Luna – Infinite House (Western Vinyl)

なんかもっと長くやっている印象があるけどまだコンピを除けば2作目でしたか。R&Bがインディやロックに浸食してから暫く経ちましたが、徐々にやり方に違いが出てきたタイミングです。彼等は元々バンドであったので、生演奏が基本であることは変りませんが、初期の頃のスカスカした感じを活かしつつもポップス寄りに変化。しかし激しい展開や異質ロック感も残すというか、むしろ増強されていて簡単には終らない。その気持ちはとても良く分かる。でももっとポップスに行っちゃってもいいんだけどな。 5.5 


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