Lau Nau – “Koti”

フィンランドのフリーフォーク界のアイドル Lau Nauが間もなくリリースする新作アルバムからの先行ストリーム音源を幾つかシェアいたしました。こちらの音源を聞く感じだと、新作は結構実験的な路線になりそうです。Fonal Recordsからリリースされる新作アルバム ’Hem. Någonstans’ は、もう間もなくのリリースらしいです。

Buck Biloxi and the Fucks – “In A Million Years”

ニュー・オリンズを拠点にするパンク・ガレージ・トリオ Buck Biloxi and the Fucksの新曲 “In A Million Years” のストリームです! サクッと終るスレスレ・パンク・チューン。こちらの曲を収録したフル・アルバム ‘Streets of Rage’ が、6/25に HoZac Recordsからリリースされます。

The Hussy – “Be My Girl (Side Bobby)”

Volar Recordsから一気にリリースされるシングルから。マジソンを拠点にする Bobby Hussyと Heather Hussyによるパンク・ガレージ・デュオ The Hussyのニューシングルから “Be My Girl (Side Bobby)” のストリームです。いつも通り、突っ走っています! 4曲入りのシングルは、Volar Recordsから8/25にリリースです。一緒にリリースされる Bobby Hussyのシンセ・パンク・ソロ Cave Curseのストリームと一緒にどうぞ。

BOAN – Mentiras (Holodeck)

めっきり最近では聞かなくなった気がするウィッチハウスですが、そのシーンの中心的な都市のひとつテキサスを拠点にし、どちらもシーンにおいては欠かせない男女によって始められた新プロジェクト。そして、冷静かつ巧妙にウィッチから移し替えたものをやっています。ダークウェーヴほどパキパキじゃないドタドタした感じのビートとアナログシンセを、ゴスやオカルトを出さないよう工夫してる感じ。でもその反面、振れ幅の少ない女性ヴォーカルを加えることで、今まで通り無表情で低温なものを保っている。なんか意外と奇妙な兼ね合いで成り立っていると思う。 7.5 

assocbutt_gr_buy._V371070192_badge_itunes-lrg

The Present – “FSG”

古くは Animal Collective周辺アーティストとして活動していた Rusty Santosが、2008年と2009年に Lo Recordingsからリリースしていたアンビエンス・プロジェクト The Presentが、久々に新作をリリースします。現在では女性ヴォーカル Mina Ohashiとのデュオ・プロジェクトとなり、サウンドもシンセ・テクノ〜ハウス系へと変化しております。こちらの曲 “FSG” と同タイトルのアルバム ‘FSG’ は、Group Tightenerから今月中のリリースです。

Beat Detectives – “Napoleon Hat”

ミネアポリスとニューヨーク出身のシンセ・ハウス・ポップ・トリオ Beat Detectivesは、1080p, 100% Silk, Where To Now, Moon Glyphそして Night Peopleといったレーベルからカセット作をリリースしてきましたが、Not Not Funからヴァイナル・アルバムをリリースします。”Napoleon Hat”は、アルバムからの先行曲第2弾で、ロウなシンセ・ハウスに曇ったヴォーカルも交えた曲。先にシェアされていた “Somethin’s Rippin” も一緒にどうぞ。アルバム ‘Climate Change’ は、6/23のリリースです。

Kid Wave – Wonderlust (Heavenly)

スウェーデン生まれの女性が独りで始めたけど、すぐに仲間を加えての初フル作。他のメンバーはオーストラリアとイングランド出身の人達だそうで、何となくそれらの土地柄を反映したものが音楽にも表れていると思う。つまり、滑らかで甘いメロディはスウェーデン、80,90年代のCreation系ネオアコやギターポップは言うまでもなくイギリス、そしてちょっと朴訥とした暖かみを感じるのはオージーらしい。とはいえ、全体の割合でいったら英国感が8~9割あるんですけどね。その辺りのバランスがもう少し変っていくと面白そうです。 6.0 

assocbutt_gr_buy._V371070192_

Tenement – Predatory Headlights (Don Giovanni)

曲が多いので、短めの曲で構成するハードコア系と思いきや、9分位もある曲など普通の長さで、単純に長い時間のアルバム。前作から4年空いてたので、作った曲を思いっきり詰め込んできたのでしょうか。基本はパワーポップ系のサッパリとしたものですが、最初の曲を含め、たまにチャンバーなインスト曲等を挟んでくる構成なんですが、あまりの違いに何を意図してこのような曲を挟んできたのか謎。少なくともそれらの曲は全体の構成から調子が狂うので、無くてもいいと思うし、もう少し曲数削って普通に勢いに任せて聞かせた方が良いんじゃないかな。 5.5 

assocbutt_gr_buy._V371070192_

Rat Columns – “New Honey”

Total Controlや Lace Curtainとメンバーとしても活動する David Westが、Matt Bleyle (Violent Change, Caged Animal)と一緒にやっているローファイ・バンド Rat Columnsのニュー・トラック “New Honey” のストリームになります。ピアノを交えたゆるゆるなローファイ・ロック・ソング。こちらの曲を収録した新作EP ‘Do You Remember Real Pain?’ は、Adagio830から時期は未定でるがリリースされます。