Ovlov – “Land of Steve-O”

カルト・インディー・ロックの Ovlovが再び登場し、3rdアルバム ‘Buds‘ をリリースを発表し、リードシングル “Land of Steve-O” を公開しました。2009年の結成以来、アルバムよりも解散が多かった Steve Harlett(スティーブ・ハーレット)率いるコネチカットの4人組は、口コミや影響力の持続により、その作品よりもはるかに大きな存在感を示しています。

“Land of Steve-O” は、バンドが愛してやまないファズロックとノイズポップのサウンドを忠実に再現しつつ、プレスリリースにあるように、これまでで最もポップな作品へのシフトを予告しています。ハーレットは、コネチカット州を彷徨い、友人に手を差し伸べることを温かく歌いながら、素早く叩かれるドラム、スラムのようなギターとベースが、この曲に楽な動きを与えています。ハーレットは、”Land of Steve-O” のきっかけとなった友情を、こう振り返っています。

「この曲は、車の中で父とくだらない口論をした後に書きました。家に帰った後、散歩に行こうと思ったのですが、結局2時間くらい歩いてしまい、両親が私を育ててくれて今も住んでいるクリントン州ニュータウンの中心部にある警察署のベンチに座ってしまいました。当時、よく一緒に遊んでいた友人のスティーブ・オーにメールを送りました。基本的に、私が誰かと一緒にいたいと思ったときはいつでも、誰かに打ち明けたいときでも、ただ冷静になりたいときでも、スティーブ・オーはいつも落ち込んでいました。小学校6年生のときに、他の小学校の変人たちと仲良くなるために先生が書いてくれた性格診断書に、Papa Roachが好きなバンドだと書いたのがきっかけで知り合って以来、彼は私にとって非常に大切な親友です。この曲は基本的に、スティーブ・オーがどれだけいい男かということを歌っています」