シドニー出身のシンガーソングライターOdetteが、11月6日にBeloved Recordsよりリリースするシングル「Watch Me Go」。初期の代表曲「Watch Me Read You」の「姉」にあたる位置付けの楽曲であり、過去を振り返る視点を得たことで当時のフラストレーションをより強調した作品です。リフレインするピアノのメロディにストリングスや鍵盤、パーカッションが幾重にも重なるポリフォニックなトラック展開が、複雑な人間関係の葛藤と告白的な歌詞の感情をクレッシェンドのように高めていきます。
本楽曲でOdetteは、自身初となる女性との失恋や、過去に経験した人間関係の破綻と向き合っています。自身の善意と不完全さの双方を認め、過去の痛みを噛み締め続けるのをやめて現在を受け入れるまでのプロセスの描写。悲しみを脱ぎ捨て、恥から解放されることで自我の目覚めに至る過渡期を表現した、極めてパーソナルな楽曲となっています。
このシングルを収録したアルバム『Blink』は、彼女にとって通算3作目であり、インディペンデント・アーティストとして初リリースとなる作品です。プロデューサーのKiah Gossnerとともに4年の歳月を費やして制作され、ピアノ主導のバラードやスポークン・ワード、うねるギターの質感が交差する幻想的で力強いサウンドを展開。プラチナ認定や4度のARIA賞ノミネートといった実績を経た彼女が「絶え間ない希望へのラブレター」と語る通り、キャリアの中で最も誠実なアルバムとなっています。
