Naima Bock – “30 Degrees”, “Berimbau”

Naimaは、ギリシャ人とイギリス人の母とブラジル人の父のもと、ブラジルのサンパウロで幼少期を過ごしました。彼女は幼い頃から様々な音楽に触れてきました。Baden Powell, Chico Buarque, Geraldo Vandreなどのアーティストの曲が家の中で常に流れていて、ロングドライブの際には家族と一緒にビーチに繰り出していました。ナイマは、7歳のときに一家で南ロンドンに引っ越しました。10代の頃、Naimaは主に Windmill Brixtonで行われたショーに参加するようになりました。15歳のとき、彼女は友人たちと音楽活動を始めることを決め、それが後に彼女の最初のバンド Goat Girlとなる。6年間にわたって世界各地をツアーし、バンドでベースを演奏してきた Naimaは、音楽の方向性を変えたいという思いから、バンドを脱退するのに適切な時期だと感じました。この変化により、Naimaはデビュー作となる “30 Degrees” を発表しました。

この曲はNaimaが作曲し、制作とアレンジは長年のコラボレーターである Joel Burtonが担当しました。Naimaは、3年前にBurton(彼女がファンだったバンド Viewfinderのメンバー)と出会い、一緒に演奏する相手が必要だったため、デュオとしてライブのブッキングを始めました。レコーディングでは、Naimaが曲の構造、コード、メロディをリードし、Joelがピアノ、ストリングス、ホーンのアレンジなど主要な部分を監督します。

Naimaは、この曲について次のように語っています。「この曲は、恐怖と自由という思春期の二面性から生まれたもので、主に「別れ」をテーマにしています。小さなものはとても大きく感じられ、”最後の一言”(長年の友情に別れを告げる)、大きなものは “最後のため息” で、日々を生き抜くための雑念の中でとても小さく感じられるものです。」

そして更にブラジルの名曲 “Berimbau” をNaimaがカバーした曲もリリースされました。