型破りな構造と圧倒的コーラスが交錯する新境地:ライブで磨かれた熱狂をパッケージした Man/Woman/Chainsaw の現在地

型破りな構造と圧倒的コーラスが交錯する新境地:ライブで磨かれた熱狂をパッケージした Man/Woman/Chainsaw の現在地

ロンドンのバンドMan/Woman/Chainsawが、デビューアルバム『Cannonball』を8月7日にFiction Recordsからリリースすることを発表しました。本作は、Seth Evans(Geordie Greep、Black Midi)とMargo Broom(Fat White Family、Big Joanie)という強力な布陣をプロデューサーに迎えて制作。長年の精力的なツアーを経て磨き上げられた彼らの現在地を、鮮烈かつスマートに提示する作品となっています。

先行シングルとして公開された「Nosedive」は、わずか2つのコードを最大限に活かした催眠的なポップソングです。ボーカルのEmmie-Maeによれば、本楽曲は「怪我をした鳥」のメタファーを通じ、人間関係における安らぎと自由への渇望を同時に表現したもの。歌詞の切実さとは対照的に、ダンスフロアを揺らすようなアップテンポなトラックに仕上げることで、自ら立ち上がり再び飛び立つようなポジティブな転換が描かれています。

アルバム全体としては、型破りな楽曲構造と圧倒的なコーラスワークが交錯する、壮大でエネルギッシュなサウンドが特徴です。昨年リリースされた「Only Girl」などの既発曲も収録され、バンドがこれまでのキャリアで培ってきた実力を証明しつつ、ソングライティングにおける新たな次元や意外な側面を掘り下げた、野心的なデビュー作となっています。