先日、ワルシャワのイベントにはかなりの回数出演してもらったことのある方と久々に呑んだ。今彼は、墨田区に在住しており、彼の住む町付近のしおれた居酒屋にいくことになった。一軒目はわりと有名らしいとこで、下町らしいメニュー構成でわくわく。そして、客は近所の年配の方々中心で、夜八時にもなるとお客がいったん引いてしまう様な場所。その後もう一軒いったが、そこは集まりも集まった職人風なオッサンばかりが、カウンターに入ってる中年のババアを囲んで呑んでいる雰囲気満点の場所であった。しかもどちらもわりと静かに皆呑んでいるのが嬉しい。少し遠いがまた行きたいと思う。Lost Animal は、フェイスブックにはメンバーふたりと記されてるし、写真もふたりで写っているからたぶんコンビだと思うけど、ジャケットはおひとりで、このひとがキーボードやヴォーカルをとっていると思います。古臭いエフェクト処理をしたドラムやノスタルジヤなキーボード。特にローズを奏でることが多く、もしや腕のタトゥーはそれを意識したものなのか? それらのメロディも古めかしいものであり、枯れた感でいっぱい。そして、なによりこの唄がいい味。お世辞にもうまいとは言いませんが、あの居酒屋に集うオヤジ達が唄ったらこんな感じか。今度行く時は電車のなかでこれを聴きながら準備万端にしていこう。
8.0/10