LILJA – “Golden Hour”

ノルウェー出身のアーティストLILJAが、人生の諸相を巡る実存的なアルバム『Muna』の最終章を飾る楽曲「Golden Hour」を公開しました。制作に最も苦心したという本作は、仏教やストア派の思想にも通じる「死への意識」や「諸行無常」をテーマに据えています。避けられない終焉を直視し、生のはかなさを認めることで、今この瞬間にある最も大切なものへと目を向ける、深い精神性を湛えた一曲です。

楽曲のクライマックスである「黄金色の時間が煌めいている」という一節を象徴するように、サウンド面でも豪華な布陣が名を連ねています。Oddrun Lilja、Anders Røine、Jo Skaansarによる変則的なストリングスのタペストリーと、Helge Norbakkenのパーカッションが土台を形成。そこにBeady Belleのソウルフルな歌声とBugge Wesseltoftによるオルガンの音色が重なり、幽玄な響きを生み出しています。