案外サクサクとアルバムを出して来ますね。彼ぐらいの存在であれば、久々のっていうフレーズを使う機会があっても不思議ではない。ほぼ2年置きに登場する新作は、今までの中で最も前作からの変化がある作品かもしれない。
過去の作品には、少なからずガレージとかインディロックが紛れていたと思うけど、今回はアメリカーナやカントリーフォークが主軸になってる。だけど、彼が持っている歌は、元々アメリカーナ寄りであったので全く違和感はない。当然今までのに比べたらおじさんっぽいけど、朴訥としたあの歌い方に柔らかさがあり、独特な心地よさが変わらず存在する。
また2年後に出会うことになるのでしょうか、たとえ再会がもっと先になったとしても全然問題ないくらい、この作品は充実しています。