Kim Gordon – BYE BYE 25!

キム・ゴードンが、2024年のアルバム『The Collective』からのリードシングル「Bye Bye」のリワークバージョンを公開しました。この新バージョン「Bye Bye 25!」は、ドナルド・J・トランプ大統領に対する抗議ソングとなっており、原曲の旅行の持ち物リストだった歌詞が、現政権が問題視し、助成金プロジェクトや研究提案などを却下するために使用した言葉に置き換えられています。ゴードンとヴァイス・クーラーが共同監督したミュージックビデオも公開中です。

ゴードンは次のように説明しています。「プロデューサーでありコラボレーターのジャスティン・レイセンが、『Bye Bye』を曲の終わりからやり直すというアイデアを持っていたの。歌詞のアイデアを考えている時に、トランプが実質的に禁止したとされる言葉がすべて載っているサイトの言葉を使うことを思いついたのよ。つまり、それらの言葉が含まれる助成金やプロジェクトの一部、研究提案は、即座に却下されるか『キャンセル』されるということ。トランプは文字通り文化をキャンセルしようとしているのだから、彼もキャンセルカルチャーを信じているのでしょうね。」

この新曲は、6月14日土曜日に全国で予定されている「No Kings」抗議活動に先駆けてリリースされました。「Bye Bye 25!」とプロモーションTシャツの収益は、生殖の権利を支援する非営利団体Noise for Nowに寄付されます。曲中で挙げられている言葉には、「女性(female)」「気候変動(climate change)」「ヒスパニック(Hispanic)」「女性(women)」「メンタルヘルス(mental health)」「移民(immigrants)」などが含まれています。これまでに大統領令や政策の影響を受けている組織には、疾病管理予防センター(CDC)、保健福祉省(HHS)、国立科学財団(NSF)、NASAなどが挙げられます。