June McDoom – “The City”

June McDoomは、ニューヨークを拠点とする新進気鋭のシンガーソングライターです。フォークミュージックに対する彼女のユニークなアプローチは、アーリーソウル、レゲエ、そしてヴィンテージアナログの実験の影響を取り込み、独自の新しい世界を作り上げています。デビュー・シングルは “The City” で、彼女は次のように書いています。

「”The City” は大学時代に書いた曲で、自分が何者なのか、そしてこれまでの人生における家族や友人関係がどれだけ自分を形成してきたのか、たくさん実感した時期だった。私は自分の祖先について、家族の強い家長について、そして私の親戚一同が1970年代にジャマイカから根こそぎニューヨークへ移住するのに要した影響と勇気について、たくさん考えていました。この曲を書いた頃は、Joan Baez や Judee Sillなどのアーティストをたくさん聴いていました。その後、この曲のデモを作り始めると、デルフォニックスやスプリームス、それからAlton Ellis や Phyllis Dillonなどの古いレゲエ・アーティストにも手を出すようになりました。パートナーのEvan Wrightと私が少しずつ形成していったホームスタジオで、この曲の数え切れないほどのバージョンを録音しました。この頃、Gabe Waxと出会い、彼はこの曲で一緒に仕事をするようになり、後にこの曲の最終ミックスを担当することになりました。彼は、私がこのトラックをどのようなものにしたいかというニュアンスをすべて理解してくれ、また多くのことを教えてくれたので、彼との仕事はインパクトのある体験となりました。彼が曲をミックスするのを座って見ていたんだけど、それが最終的に僕の次のEPを自分たちでミックスする背中を押してくれたんだ」