Julien Baker – “Bloodshot” (Helios Remix)

今年初め、Julien Baker(ジュリアン・ベイカー)は、Matador Recordsからアルバム ‘Little Oblivions’ をリリースし、高い評価を受けました。このEPには、アルバムから選ばれた曲が、現代音楽界の著名なアーティストたちによってリミックス、リワークされています。ベイカー自身がセレクトしたこのEPには、Half Waif、Helios、Gordi、Jesuが参加しています。このニュースに伴い、ベイカーは “Bloodshot” Heliosのリミックスを公開しました。

「ジュリアン・ベイカーからリミックスの話があったとき、私は興奮しました。彼女の作品を尊敬していますし、シンガーソングライターの曲を、エレクトロニック/アンビエントの世界にいる私のアプローチでリミックスするというのは、興味深い挑戦でした。私のリミックスのアプローチは、オリジナルの素材をできるだけ多く使いながら、それらの要素をベースにしてさまざまな新しいテクスチャーを生み出すことです。ですから、ギターやパーカッションの多くの要素を古いテープレコーダーに通して、ラフな “手作り感” を出したり、反転させたり、切り刻んだり、リバーブやディレイで操作したりして、アンビエントなサウンドスケープを作りました。ジュリアンのボーカルは、インストゥルメンタルの要素で使用した、よりラフでローファイな品質に合わせて処理しました。ハーモニー的には、コードチェンジを変更して、ボーカルのメロディーに少し新しいフレームワークとアレンジを与え、曲の中で新たな紆余曲折と構築を生み出しました。これまでに行ったリミックスの中で最も楽しいものの一つで、オリジナルの素材が非常に優れていたため、たくさんの遊び心が生まれました。」