カナダ・バンクーバーを拠点に活動するシンガーソングライター Janky Bungag によるシングル「Losing Streak」は、貧困や失敗続きのタフな現実をユーモアと泥臭い美学で歌い上げるトラディショナルなオールドタイム・カントリー/フォーク・ナンバーです。給料が入ってもすぐに底をつき、家賃は滞納、空腹に耐えかねて格安食堂「Bon’s Off Broadway」に駆け込むといった等身大の困窮生活が、弾むようなアコースティック・ギターと叙情的なフィドルの調べに乗せて軽妙に描写されています。
「不幸に打ちのめされはしない、ただ連敗(losing streak)が続いているだけさ」と楽観的に笑い飛ばす歌詞には、厳しい日常を生き抜くためのタフな精神と、古いギター、愛する家族、そしてクラシック・カントリーへの深い情愛が込められています。自虐的でありながらも決して悲壮感を感じさせず、どこか愛おしく温かみのあるメロディラインと素朴なヴォーカルが、聴く者に爽やかな哀愁と前を向く元気を与えてくれる一曲です。
