Indians – ‘Somewhere Else’ (4AD)

ここ最近の好調ぶりが恐ろしくもある 4AD が新たに契約した Indians はコペンハーゲンの Søren Løkke Juul による歌い手です。ここ最近と限定しましたが、実際は常に安定した供給を保っていたのかも知れませんが、ずっと 4AD に注視していたわけでもないので、そう感じているのは自分だけかなのかもしれません。なので、最初にこの方の名前を聞いたときは、もう何枚かアルバムをリリースしている人かと勘違いをしておりました。でも、その勘違いはあながち間違っていないというか、音楽的にはかなり落ちついております。ザックリ言うとフォークとエレクトリックの組合せに、今風なソウルポップを加え、そこに北欧のシンガーが唄っている感のあるヴォーカル・スタイル。なぜスウェーデン系の唄っていつも健康的なメロディなんでしょうね。彼はデンマークですが、それに通じるとこがあります。そしてデンマークで 4ADと言えば、Efterklang ですが、彼等のものとは違うけど、同様に歌がうまい。Bon Iver にも比較されるところがあるようですが、レーベルはこういうアーティストが本当に好きなんですね。あまりリリースもない早い段階で契約したのも、レーベルとしてなにか刺さるものがあったのでしょう。でも、もし 4AD から出ていなかったら、一生 Indians を聴くことなかったかもしれないです。

5.5/10

[youtube http://www.youtube.com/watch?v=XbB_sE3knvI&w=640&h=200]