スコットランドのグラスゴー出身のインディー・ロックバンド、Homeworkが今秋リリースする待望のフルレングス・デビューアルバム『Bang Here If Stuck』と、その先行リードシングル「Made」が音楽ファンの間で注目を集めています。「Homework(宿題)」という、検索しづらく学生にとっては少しネガティブな響きを持つユニークなバンド名ですが、彼らのサウンドは、まるで初期K Recordsのカタログを熱心に勉強(研究)し尽くしたかのような奥深さと、90年代インディー・ロックへの深い敬意に満ちています。
先行シングル「Made」は、脱力感がありながらも瑞々しさを感じさせる(loose and lush)バンドの魅力が凝縮された一曲です。彼らはこれまで2023年のセルフタイトルEP、そして翌年の『Easy Money』と着実にキャリアを重ねてきました。この最新シングルでも、Pavementや地元スコットランドの初期トゥイー・ポップを思わせる引き締まったサウンドを響かせ、アルバムへの期待を最高潮に高める重要な名刺代わりの楽曲となっています。
そして完成したデビューアルバム『Bang Here If Stuck』は、まさに「熱狂的なカオス」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。グラスゴーのChime StudiosにてMelissa Brisbaneと共に制作され、ライブ特有の遊び心あふれる瞬発力を捉えるため、バンドによる一発録り(ライブ・レコーディング)を中心に録音されました。Teenage FanclubやThe Vaselines、Urusei Yatsuraといった偉大な先輩たちの遺伝子を引き継いだファズとフィードバックの嵐の中に、ハッとするような美しいコード進行や感情を揺さぶるメロディが同居する、愛さずにはいられない傑作となっています。
