headboy – “Televised”

headboyのデビューシングル “Televised” が、Fire Talkからリリースされました。Headboyの音楽は魅力的なメロディックでありながらパンクでもあると思いますが、現在のインディ・ロックに影響を与えている試金石(サウンド面など)についてバンドはこう答えています。

「インディー・ロックは間違いなくカムバックした瞬間です。90年代のアメリカのバンドや、2010年代のインディー・ギター・バンドからの影響はまだありますが、同時に今日の風景は、ロックというキャッチフレーズでは収まりきらないものになっています。インディの定義が緩んでいるのです。シーンはより包括的になってきている。より多くの声が聞かれるようになり、音楽を作るにはエキサイティングな時代になっています。インディー・ロックに限らず、パンデミックやそれに伴う政治的な問題は、ポストパンクの火をつけ、ルールブックを破り捨てようとしています。パンデミックの圧力は、UK音楽の新しい波の中からも感じられます。不条理だが、心に響くものがある」

この新曲 “Televised” については、

「レコーディングはとても楽しかった。サウスロンドンのスタジオに到着したときは、数日間ギグをするために移動していたから、ラフで準備万端の状態だったんだ。テープに録音することで、ライブ感を表現することができました。プロデューサーのJoe Futakとは、テクスチャーの調整にかなりの時間を費やしました。あまりクリーンなサウンドにならないようなものを作りたかったんだ。例えば、ギターソロでは、舗装道路を焼き切るようなサウンドにしたかった。最初から、すべてのパートが向かってくるような音にしたかったんだ」