ニュージャージー出身のMC、GDPが14年ぶりのニュー・アルバム『Cross Off Matthew』を10月23日にRun For Cover Recordsよりリリースすることに先駆け、先行シングル「Seroquel」を公開しました。先行曲「Island In The Sky」に続く本作は、大阪から京都へ向かう列車内で制作されたという歪んだトラックと力強いビートが強い印象を残すナンバーです。人間の複雑な内面や日常に潜む可笑しさと悲哀を鋭いバーで綴っており、ブランクを感じさせない彼の卓越したラップ・スキルと独自のビノミアルな美学が存分に発揮されています。
ロバート・フランクの短編映画やニューヨークの路上に溢れる混沌としたシンクロニシティからインスピレーションを受けたミュージックビデオは、都市の日常を生きる見知らぬ人々をストリートの「視覚的ジャズ」としてドラマチックに切り取った映像作品です。めまぐるしい日常の中で一瞬立ち止まる重要性を示唆するような映像美は、楽曲が持つダウナーで思索的なムードを見事に補完しており、待望の復帰作となるアルバムへの期待をいやが上にも高めてくれます。
