Foyer Red – “Flipper”

昨年リリースされたPitchfork公認のデビューEPに続き、Foyer Redが小粋でお気楽なフリークパンクシングル “Flipper” で戻ってきました。この新曲は、バンドが持つ即効性のある魅力的な “fuck-you crayon rock”を継承し、幻想的で異世界のような現実を、意識の流れに沿ったソングライティングスタイルで作り上げたものです。”Flipper” は、現実とFoyer Redが夢想するポストアポカリプティックな世界の間で、短くてバラバラな音の弧と歌詞が揺れ動く、遊び心にあふれた作品です。風刺的な人物に焦点を当て、飢餓についてドラマチックに語る。ボデガにローリングペーパーを買いに行き、スナックを見ながら長い間ぶらぶらして何かが起こるのを待っているような愚かな少女(リードシンガーのエラナ・レオダン)である。その大きく混沌としたエンディングで、この曲の語り手は目的、怒り、強さを見つけ、何百万年もの間、彼女を守ることになるのだ。

元に戻せない晴れ姿の夢を見ている
リコリスは私の至福を捩じ曲げる
でも君はそれを台無しにする
肉食系クリーチャー、最適なスクリーチャー
消耗品のための

それはある日見た夢だった
消えてしまえばいいのに

これが最後とは思わなかったけど
今あなたは私に一銭も使ってくれません
腹が減った

角の店でスウィーティーを買う
また買ってくるよ

もう誰も嫌な思いはしないの?
寒すぎる夜、あなたの喜びのために服を着て
バ・ダ・バ・ダ・ダ・ダで甘くなった
もう誰も嫌とは思わないの?
峭める劾の吭龍を?
バ・ダ・バ・ダ・ダ・ダダ

僕は貪欲な生き物で 地球を彷徨っている
灼熱の球体を背に
誰もいない、僕だけのフロンティア
この戦場に錆びついた
僕はひとりぼっち、骨もない
まだ大人になりきっていないお前の骨を食ってやろうか
骨、骨