Field Medic、ニューアルバム『surrender instead』を発表、先行シングル「MELANCHOLY」を公開

Field Medic、ニューアルバム『surrender instead』を発表、先行シングル「MELANCHOLY」を公開

昨年12月に最新アルバム『boundless & true』をリリースしたばかりの多作なシンガーソングライター Field Medic が、早くも次作となる『surrender instead』のリリースを発表しました。先行シングル「MELANCHOLY」は、憂鬱で美しい珠玉の一曲となっています。

Kevin Patrick Sullivan はこの曲について次のように説明しています。「しらふになり、何年もセラピーを受け、初めて抗うつ剤を服用した後でも、時には息苦しい鬱病の日々や週間に苦しむことがありました。」そして彼は続けます。
「私がこれまで、そして今も続けているように、『努力し』『癒されてきた』中で、あの独特で恐ろしい感覚を経験することは、かなりの衝撃でした。」

「ちょうどウィリアム・スタイロンの『闇とたたかう』(鬱病のさなかでの回想録)を読んだばかりでした。また、最近シンクのための売り込みでドゥーワップの曲を書いたばかりだったので、50年代のコード進行が頭の中に新鮮に残っていました。そして、メランコリーが、強くなったり弱くなったりするものの、完全にはなくならないかもしれない生涯の病気であるという考察も。」

いつものように、巧妙な歌詞が満載です。「My heart will never mend/ This misery knows no end/ Melancholy took my joy again and again/ There’s no cure for this condition/ I’ve been to hell I’ve been to heaven/ I’ve been a beggar I’ve been a baron.」(私の心は決して癒されない/この悲惨さに終わりはない/メランコリーが私の喜びを何度も奪っていった/この病気に治療法はない/地獄も天国も経験した/物乞いも男爵も経験した)。悲劇的な言葉とドゥーワップサウンドの組み合わせにより、「MELANCHOLY」はまるで別の世紀から来たかのような響きを持っています。本人監督のミュージックビデオをご覧いただけます。