初の本名名義リードボーカル作へ――FloristのEmily A. Spragueがモジュラーシンセと歌声で紡ぐソロ最新作『Cyano』を発表、幻想的な新曲「Sing To」のMVを公開

初の本名名義リードボーカル作へ――FloristのEmily A. Spragueがモジュラーシンセと歌声で紡ぐソロ最新作『Cyano』を発表、幻想的な新曲「Sing To」のMVを公開

インディー・フォーク・バンド Florist のフロントパーソンとしても知られるシンセシスト兼作曲家の Emily A. Sprague が、本名名義でのニュー・アルバム『Cyano』を10月2日に Rvng Intl. からリリースすることを発表しました。本作は、表現力や感情的なつながりという禁じられた能力を再構築している「想像上の惑星」という架空のコンセプトを軸に据えた作品です。モジュラーシンセサイザーと自身の声を直感的に用いることで、自己や他者、生態系、そして未知なる世界への変容を巡るディープな瞑想空間を作り上げています。

アルバムの発表と同時に、新曲「Sing To」が先行シングルとして公開されました。本名名義の作品としては最新LPとなる本作ですが、過去のソロ作とは異なり、彼女自身が初めてリードボーカルを担当している点が大きな特徴です。幽玄な歌声と、あてもなく彷徨うようなシンセサイザーの弧線(アーク)が美しく重なり合い、アルバムの持つ独創的な世界観を見事に提示しています。

シングルのリリースに伴い、実生活でのパートナーである V Haddad が監督を務めたミュージックビデオも公開されました。映像では、二人がアイスランドへ旅した際のフッテージと、ニューヨーク州アップステートにある自宅の映像が織り交ぜられており、楽曲が持つ幻想的かつパーソナルな空気感を視覚的にも美しく引き立てています。